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薄情者
「あいしてます。
だから傍にいて」
あなたの白い手はいつも冷たい。
背中を撫ぜるとびゃっといっても、
りんごをさわる。
メロンはもう、ないのだ。
さくらんぼもっとたべた ....
寝れない時の小寓話。
DOLLYはねぇ、ずっと其処にいたの。
あたしは、知ってた
でも見ないふりしてただけだ
それなのにDOLLYはあたしが本当は見えてる事もちゃんと知ってる。
どうして ....
腹をくくって夢をみる
最後だと言い聞かせて守るなら
みんながみたらいいのに
埋まるなら簡単なものを選ぶという
「僕にはよくわからないな。
そうだとしたら、サルビアの意味がないじゃないか ....
あんなにくっきりと見えていた黒猫が、
あぁ、椿の木に融けてしまった。
高い空に滲んでしまった
春一番に吹かれてしまった。
さよなら
アスファルトの色が変わるのを見ながら角を曲 ....