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暑苦しくて、雨の音が
夜がぼやけた夜に
私を連れて行く。
とろりと濃密な空気。
重ねゆく日々に
適応して
今は今を愛して
一つの夢に、魘される。
咲いた花が
その後どこに行く ....
しだれた、ほそい葉の隙間に
隠れていたい。
眩しい光に
何度呼ばれても。
暖房が壊れててつかない、誰もいない、この部屋は寒い。
服が洗濯中でこの季節に短パン履いてるのでなお寒い。
今朝、耳鼻科に行くんだったらと母からお金を渡された。
現在は何時。今日は何月、何日、何曜 ....
彼女は今も闘っている 新聞の紙面上で ネジ穴の底で 明けの空に浮かぶ金星と わたしの目蓋の縁と 夢のなか 彼女は今も闘っている 時計の針の数センチまで 暗い色の塀に 這うように 舞 ....
ブルーシートで窓の外が青い。青い。
午前六時。相変わらず薄暗い部屋。青いよ。