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しりしりと頬に 君からはぐれた氷の埃
ざわめいていたフレーデルが口を噤む
その間を抜け 濃紺の蜜に深く溺れる

針葉樹が冷淡に 自らを槍と仕立てる
芳醇にもたげようとする果実が 授業が始まる ....
くちなし色の便箋に書けば 口にせずとも想いがつたわる
そんな 企みたくなるいいつたえ
でもくちなしの花がどんなだったか
ずっと長いこと思い出せずにいる


いつかおまえに すきな花を問うた ....
古月さんの杠いうれさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
モランヤ- 杠いうれ自由詩110-1-7
草の花- 杠いうれ自由詩6*08-4-17

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