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    おとこに捨てられた、
    だからノラ猫になった
    夜空をみあげにゃあと啼いては
    まんまるお目目に三日月うつし
    うろついた夜の街には
    千鳥足の奴らがい ....
     右足が重いと
     おもっていたら
     いつのまにか
     根が生えていた
     しかたがないので
     歩きまわる
     根をおろさずに
  ....
       うす汚れた魂を
       夜更けに洗う
       洗面器に冷たい水を張り
       ひとつまみの塩でもみ洗う
       不信と後悔がにじみ出て
     ....
朧月さんの石田とわさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ノラ猫の歌- 石田とわ自由詩20*13-7-27
木々のようには生きられない- 石田とわ自由詩24*13-3-30
洗面器にわたしが溢れるとき- 石田とわ自由詩32+*13-1-22

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