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出会ったその時から
きみとぼくは
別れるのが当たり前で
目的地に向かう飛行機の中
引き返すことも出来ず
ただ
悲しみの待つ飛行場に着陸する時を
出来るだけ感じないように
ただ一 ....
雲ひとつない
晴れやかな笑顔の
青空を
穴の開いたスニーカーで
堂々と歩く
途中
見えない遮蔽物を越え
見えない恐怖心を捨て
先々で
訪れる景色
発生する出来事
すべてが ....
しなければならない事


それは
靴底を磨り減らす事
それは
足跡を固める事
それは
書簡を認める事


先に潜む物を
胸の奥深く捕らえよう


週末には
ビー ....
十四の夏
ぼくは夢を持つ一人の少年だった
校舎裏で友達と集まって
互いの夢を語り合う時間が
たまらなく濃密で楽しかった
その時ぼくは
自分の持つ可能性が現実だと
強く信じていた
 ....
僕の目の前で
新しい太陽が産声を上げる
またこの土地で
新しい一年が無事に始まることが嬉しい


昨日
ボーリングしていた井戸から
やっと水が溢れてきたよ
新鮮な真水を
無 ....
ねぇ
他人の性格なんて
どうでもいいことだろ


ねぇ
他人の嗜好なんて
どうでもいいことだよ


吐き気をもよおす
毒まみれの言葉を
惜しみなく
次々と作り出す
 ....
胃の中にへばり付いた
アニサキスみたいに
僕の神経をかき乱す
やり方が
良かろうが悪かろうが
僕の都合なんて
最初から
気にかけもしない


それが当たり前の事


 ....
書くべきことを
失ってしまった僕の
肉体が
透きとおってみえる
血管を切り落とせば
赤く染まる
というのならば
リンパ腺は
黄色に染まるのか


言うべきことを
しまい ....
楽になる
リラックスじゃなくて
弛緩の問題
冬の朝
起きようとしても
布団から出られない
そんな感じで


流れていく
岩肌のトゲを
長い年月をかけて
取り除く
そん ....
ねえ
どうして記念日が必要なの?
どうして特別な日が必要なの?
まるで
それが法律であるかのように
型にはまって恋をする人達
そんなの関係ないよ
とに ....
脳裏に焼き付いた赤色が
少年時代の嫌な思い出みたいで
振り払えなくて
いらいら


生きてることを証明しようと
自分のまわりに
種をまきちらす


切り落とした腕から
おれ ....
漆黒の闇を
手探りで進むように
もがき苦しむきみを見ることさえ
もう
今のぼくには堪えがたい苦痛なのだ


きみは
ぼくの気持ちなんてお構いなしに
ぼくのまわりに現れては
その ....
気まぐれに
財布の中に余っている
一円玉を
四角い箱の中に
ごみを捨てるように投げ込む
世界を救出したヒーローのように
小銭の無機質な響きを
慈悲深い顔に刻み込むおまえ


 ....
朧月さんの寒雪さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悲しみよこんにちわ- 寒雪自由詩110-12-13
Sky_Walker- 寒雪自由詩310-12-10
逆襲- 寒雪自由詩210-7-20
- 寒雪自由詩210-7-18
なりたい自分- 寒雪自由詩510-7-17
Make_No_Difference- 寒雪自由詩110-6-10
I'm_Not_The_Only_One- 寒雪自由詩310-6-5
Pebbles- 寒雪自由詩110-4-28
It's_Up_To_You- 寒雪自由詩210-4-6
きみのこと好きなんだ- 寒雪自由詩410-3-22
Have_A_Nice_Dream- 寒雪自由詩110-3-4
復活祭- 寒雪自由詩110-3-3
Pretender- 寒雪自由詩110-3-3

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