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眠れない夜の窓際で
二重に映る折れそうな月
見つめるわたしの虚像が屈折して
見知らぬ冬をさがしている
ひときわ風の音が強く思える夜は
肩の震えが止まらないものだ
ハーパーを湯で割って
....
波や風は待つものなのよ、と
長い髪を旋律で
砂浜の反射が切り抜いて
細めた視線の届く先に
僕の胸は高鳴る
星座盤の小さな窓から見たように
君のことを知ったかぶりしていた
そんな気がすると ....
低い雲が覆い隠す
放牧場のある丘には
みっつの風車が立っている
ぎゅおん、ぎゅおんと
海にむかって唸って
いるはずの刻
{ルビ霞=かすみ}のように薄い雲が
まわっている時間を
見えなく ....
君は
占いに出てくる星座しか
知らないというのに
アルタイルとヴェガには
とても詳しくて
毎年、同じ物語を
飽きもせずにロマンチックだという
私は
二星間、14.428光年を
冒 ....
朧月さんのたりぽん(大理 奔)さんおすすめリスト
(4)
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カテゴリ
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日付
冬空の埋火
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たりぽん ...
自由詩
5*
09-11-25
岬にて、星を見る
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たりぽん ...
自由詩
17
06-9-6
風時計、雨空を文字盤に
-
たりぽん ...
自由詩
17*
06-6-27
光年の彼方
-
たりぽん ...
自由詩
6*
05-7-7
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