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今はもういないあなたの席すわり苺みるくのストローをかむ
電柱に
カラスの親子が
とまってて
海の向こうを
眺めてました
サバンナで
傘もささずに
歩いてる
私のことは
忘れて下さい
朝のうた
うたってみよう
と思ってる
無駄な早起き
六時のわたし
∞
痛みにて
離れし夢の
幸せよ
置いてきたのか
温かい手を
∞ ....
手刀で
斬れたらきっと
夜になる
星空の下
あなたに会える
∞
からっぽだ
なんて言うなよ
青がある
恋もしてるし
愛もそろそろ
∞
好きと言い
呟 ....
最果てのふたりの頭上に北極星「"this is the end"」「そしてはじまり。」
カタログを開けば色の洪水であたしは靴の箱舟に乗る
雲間から光のはしごおりる声 ひばりは空に春の種まく
フェルマーの最終定理説く君の肩にとまってみとれる小鳥
木蓮がささやいてくる 泡となり消えた人魚の風のうたごえ
冷ややかなおんなのにじむ爪先を波に浸して海を身ごもる
ランドセルかたことゆらす坂道を天使の羽根がはばたいてゆく
なごり雪、春を待てずに十八で溶けたあなたのように儚い
なめらかな夜の重みがのしかかり孵化した蛇と砕かれた月
アリスからきみに差し出すトランプは52枚のハートのエース
ひかり差す春の階段かけあがる 紋白蝶のゆらぎをまねて
{引用=
ぼくたちの言葉がどんどん無くなって 今は「あいたい」、それしか言えない。
いつだって当たり前に感じてた きみのからだが傍にあること
右肩に名前を書いても良いですか? ....
春雨に濡れるこうもり傘を閉じ君をついばむしなやかな夜
銀の雨、初めて君を知ってから37℃微熱のくちびる
悲しみをすえ、そうじきよ。ぞうさんの長いおはなも彼に届かぬ
クレパスのさくら色だけ短くて買いたしにいく春の自転車
{引用=
好きです、と 迷って言ったら「知ってる」と答えるあなたがやっぱり好きです。
おやすみ、と あなたに言われるそれだけで うまく眠れる人になりたい。
傷付けたい。 そん ....
やわらかな光をたばね菜をゆらす瞳に春を住まわせた人
{引用=
絵具を溶く指から香るあなたの匂い。だから時々描けなくなるの。
滲み出す画面の先に春があって たまらなくなるから青色を塗ろう
大好きなふたつのものを区別する、わたしの ....
病室の君も宇宙を駆けめぐる秒速30キロのランナー
猫の背のまるみにそって春の陽が君をくすぐる、うたたね日和
「ヒヤシンス」うさぎの耳にささやいて花の白さを月に浸した
冬の夜にひまわり萌える だれひとり踏み荒らせない心の花壇
五番目の銀の天使が笑ったよ。くちぶえ スキップ 春のあしおと
シロナガスクジラの親子そして僕、だれもが青い星の旅人
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