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すこしグレーの染みた水色の空をバックに

街道の広い駐車場でのぼりがはためいている

風をコピーして光と影の紋様を見せてくれている

政治経済や環境や人心などの問題を

空やのぼりを見つめながら考えて ....
遠い天体から

ひかりが届いている

それはぼくから見れば

永遠と

言ってしまいたくなる距離だった

そんなに離れていても

引力など働いているのだろうか




 ....
公共性のない才能と

正解を欲しがる幼稚性

そのどちらもが

渦になれないおまえら液体だ

いちからじゅうまで

そんなんじゃいやなら

おまえらの惨めさにおれは蓋などしない ....
降りているのか
上がっているのか
分からなかった

肩を並べてなのか
今からすれ違うのか

降りているのか
上がっているのか
分からなかった

幻なのか
悲しみなのか

降 ....
小学生のころ正義帳なるものをつくった

表紙には宇宙に浮かんだ地球の絵を描いた

その絵のうえの余白に、せいぎちょう、と記した

1ページめにはまず、せいぎのるーる、五箇条を書いた

あの頃といまも考 ....
きみの言葉を聴いていなかった

ぼくによろめいたきみの寂しさを

聴いていなかったからごめん

サイゼリヤの駐車場で

ホテルにいくまでの時間を過ごした

きみはお父さんのことや
 ....
アスファルトのうえに

足が浮いているのは

木枯らしに吹かれるままの

影のないわたしだからだろうか


思考はしゃべると渇いてゆく

目もしばしばと痛かったりする

わた ....
秋のひかりが青く透けている

夜の名残か虫の音がしている

どこか遠くで冷やされた風が

くすぐるように頬をかすめた


日曜の朝は自室に引きこもる

朝刊は長ぐそで読んでしまったから

買っていた何 ....
田んぼの道ぬけて

山ひとつ越えて市街地に帰った

藍いろの街のひかり

遠くからだからかやさしい眺めだ


あのひかりの中でぼくは

ハードルを下げたまま生きているひとを

 ....
maricatさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
本日は晴天なり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...16+10-4-25
遠い天体- 吉岡ペペ ...自由詩1410-4-22
太陽を浴びるふりをしろ- 吉岡ペペ ...自由詩810-4-20
ジムノぺディ- 吉岡ペペ ...自由詩1310-4-19
せいぎのるーる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...24+*10-4-14
思い出- 吉岡ペペ ...自由詩1009-11-24
影のないわたし- 吉岡ペペ ...自由詩709-11-20
秋の午前が青かった- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...509-10-4
夜景の憂鬱- 吉岡ペペ ...自由詩809-8-22

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