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見渡す限りの平坦な湿地帯に一本の線路だけがあり、この小さな駅から双眼鏡で見えるほどの先にもうひとつの駅があり、底なしの湿地帯のなかでわたしたちは何キロかの距離を隔てた一次元をせめぎあっていたのだっ .... そうして
列車は燃え上がる火山の山腹を廻り
向かい合って座っていた僕たちの
車窓から美しく災害が眺められた
列車のドアから乗客たちが飛び降りていった
飛び降りては降りそそぐ炎のように水鳥を抱 ....
mizunomadokaさんの片野晃司さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
線と風景- 片野晃司自由詩523-5-3
大鉄道旅行時代- 片野晃司自由詩2810-3-24

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