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隙間




一杯のおっぱいに俺をふりかけて
パーティを開く 金で孫を買う
馬車馬のように働いた後は 孫を買う
誕生日プレゼントに孫を買う

引き金を引いたのは俺
イカした売女  ....
何もなかった
透明な関係性に
絵の具を混ぜて
色になりたかった

忘れるから
約束はしないという
約束だけ覚えて

どこへ行くつもりなの
連れて行ってとは言えなくて

縫い目が ....
星の痛みで
香る車があった
黄泉では見るなと言われる
でも見る
「デモテープは聞くもんだろう?」
と言う異界か
詩歌を嗜む私
干し烏賊を食べる
胸の傷に拘れば
私は猫と別れざるを得な ....
あれからすべてを失って

































 ....
鉢植かってすぐ枯らす
屋台の金魚すくっては死なせるみたいなりぼん型につくられて売ってある帯の醜さ!
提灯の影のいちばんうすいとこめがけて投げたみずふうせん
いつまでもごむのにおいが掌にのこっ ....
あれっきりだけれどお元気ですか
月と火星を指でつなぐくらいの距離
びゅんと、目をつぶっていれば三時間くらい

インターネットがぼくらの秘密基地から
渋谷の交差点になったころ
あいもかわらず ....
あなたの
爪をきってやるの
忘れていた

過去がひとつづきだと
まるで信じがたい
新品の朝

お湯はいつもどおり
湧くけれども
忘れながら
愛すと決めたのに
髪は伸びる ....
ため息はこぼれるまえにのみ込まれ
地下鉄の風はまぼろしを吸い込んでしまう
それはここにあるのに
なぜ世界をみようともしないの?
スープ皿のふちにしがみついている言葉
噛み砕いておいてはき ....
2番目の
ドアをあけると空だった
367番目のドアには
夜明けがはいってた
だんだんちからが抜けていく
この世界にいてもいいとわかったのは
だんだんわたしがいなくなってきたからだ

 ....
みんな炭酸
ぷちぷち空気にまざる
月曜にあけたサイダーが
木曜には甘い水になって
やすらかに
わたしたちは消えていく
みんな炭酸
嵐の到来を伝えるラジオの音
突然の雨がアスファルトを冷やす
雲が覆い尽くした赤黒いアーケードを足早に歩いた

湯気のように霧散していくこともなく
ただじっとりと身体に纏わりついている
ぐず ....
雨の音のくぐもり
かえるの声は少し哀しい
遺伝子を残すために
自分とは違う誰か
或いは
自分と同じ誰かが必要なんて
生きていくことは
素敵で
残酷だね
結ばれない糸は
螺旋を繋げず ....
薔薇の散るかすかなざわめき
酸性雨はやみ
コンクリートは少し発熱している
大きな海で貝は風を宿し
小さな海では蟻が溺れる
波紋はいつだって
丸く
遠く
対岸で鳥はさえずり
ポストはチ ....
なんだかとても無意味で下らない詩を




今これから書きます








というのも本当は



閃いたけど書きた ....
フィッシュ
フィッシャー
フリッツ
フレッシュ













俺の人生の目標は永く次元大介で

或いは秋葉流だった

 ....
まぶしいのは
ずっと目を閉じていたから
そこは優しい闇に似た架空世界で
行こうとさえ思えば深海にも
宇宙にも
過去にだって行けた

あのスカートはどこにしまっただろう
青い水玉模様
 ....
父母が買った墓を見に行く

高台にあるそこからは
海が見渡せ
なんのわずらいもない風が吹き渡り
小さな飛行機が雲間に光る

このお墓に入ったら
この景色を見て暮らす、という母に
いい ....
 .... 白い光があなたの耳を透かしている
あなたの血管が浮かび上がる
透けた肉は赤く
あなたの心臓はいま動いている

あ、また、つい、なんて凝視しては
なんでもないよと手を握る、握り返す
あたた ....
周りは見ているものなのだから
生活はきちんとしてねと
忠告ありがとう知ってる

良い思い出があたしをぎりぎり締め付けて
真人間の型を取ろうとして
逃げ出したくなった、けど

水に満たさ ....
あなたの云う、地獄と名のつく場所に連れていってくれと、私がいうのもおかしいので、その方へむかっていく背中を、みていた。煙草の煙にまざって、ゆらゆら幻影、だんだん、見えなくなっていく。私は噛む。爪を、噛 .... 見上げた空は
ただくすんでいて
希望の光とやらの
筋さえも見えず
暖かな陽射しの兆しも
白い月の欠片も
一点の曇りも明るみも
なにもなく
ただそこに広がっていた

そんな空をただた ....
それはどこにもなく
それゆえに誰もが乞うもの
その美しさとは何か
失われる前のその前の何かとは
放埓な瞳は射貫かれしこころを知らず
焦点は結実する光の表情へ
恐れを
そして揺らぎを生きて ....
春、また
海のない街で
想いで腫れた胸のうちはまだ
ことばにならない

ばらが枯れ あじさいが枯れ
百合が枯れ 菊の花が枯れ
それでもまた 蕾がふくらむ
風が行き 雨が落ち
 ....
銀河の高さの
白い霧
夜に架かり
動かない


左の肉の寒さが目覚め
右より細く震える時
月は余計に そして速く
見るものの方へと割れはじめる


光に光をこぼ ....
コーヒーは苦かった
ビールも苦かった
君のも苦かった
みんな我慢して飲んだ
だって背伸びをしないと
水面に浮上できなかったから

細い夕陽が差し込む
放課後の体育倉庫
湿ったマットの ....
暗く静かな山の上の夜、
キャンプ場のテントを出て
なにも考えなくていいしあわせを見上げる。

25時なのに、気分だけは絶対青空のような星空の下。

それでも悪夢への眠りいざなう虫の声や ....
結局、私は、詩を書いている。筆を折れと他者を糾弾した、その指で。

結局、私は、詩を書いている。筆を折ると自らの首を絞めようと、自らの口を塞ぎ、心を汚した、その指で。

醜い、醜い、その指で。 ....
ああ、すごい
あなたまだ死んでいないのねと
ぽろりと転がることばがひとつ
まだ生きているのねと
はずかしいはなし、ほんとうにおもったのよ

さいごに記したことばを見返せば
あんまりいまの ....
やがて舟が来て

ここから出ていく



サンタクロースの長いてあし

踏みつけられた赤い帽子

全裸の女に灯りをともす

「おなかいっぱい だから痛いの」

部屋からとて ....
mizunomadokaさんの自由詩おすすめリスト(1543)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
20180808_work0000@poetry- Naúl自由詩218-8-8
- ミナト ...自由詩318-8-8
干し烏賊- 間村長自由詩11+*18-8-6
白い百合の花- TAT自由詩218-7-28
おまつり- はるな自由詩218-7-21
Re:あいもかわらず- 青の群れ自由詩918-7-18
凡庸な- はるな自由詩518-7-13
ナプキンたち- はるな自由詩218-6-26
炭酸2- はるな自由詩518-6-21
炭酸- はるな自由詩618-6-21
錆びる- 青の群れ自由詩1218-6-20
まっさらな海へつながる- そらの珊 ...自由詩1218-6-19
六月の朝はまどろむ- そらの珊 ...自由詩1618-6-2
なんだかとても無意味で下らない詩- TAT自由詩218-5-26
漁師のフリッツは新鮮な魚を釣る- TAT自由詩118-5-10
燕よ- そらの珊 ...自由詩1518-5-9
トランジット- そらの珊 ...自由詩16*18-4-22
フォースと共にあれ- TAT自由詩418-4-1
桜の季節- 青の群れ自由詩718-3-27
OSをアップデートしてください- 日々野い ...自由詩618-3-19
出涸らしの慕情- 笹子ゆら自由詩11*18-3-19
空を見上げて- 坂本瞳子自由詩3*18-3-18
赤日- につき自由詩4*18-3-17
- はるな自由詩1218-3-17
径に_残る- 木立 悟自由詩818-3-17
ごっこ- もとこ自由詩1018-3-17
3月のキャンプ場は、寒くって。- 秋葉竹自由詩318-3-17
- 水菜自由詩1*18-3-16
生きてるweb/再会/また会うかい- 笹子ゆら自由詩2*18-3-11
メロウクリスマス- タオル自由詩218-3-10

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