すべてのおすすめ
えば・るーじゅが居てくれたらいいけれど
えば・るーじゅはわたしが考えたまぼろしの少女
電球がたったの一個の五畳の部屋で
ちいさなわたしがどんなにか想ってみても
紅(あか)い色が大好きです
パソコンは ....
月がみえなかった
ぼくは淋しかった
だれか助けてくれ
夜空にはほんとは
星がたくさんいる
新幹線で夜をゆく
月がみえなかった
宇宙はなんのためにあるのか
にんげんのためでないような
....
少女は
朝が嫌い
目を覚ますと
いつも
知らない町に
置きざりにされた
気持ちになるから
少女は
朝日が嫌い
朝日は
いつも
こんなにも
世界を歪ま ....
わたしと あなたが
繋がる方法なんていくらでもあるから
その一つを選んだだけよ
交番のまえ銀杏あり
悲しみ抜けおち
この透明は涼やかだ
悲しみなくなりゃ
いのちも透ける
おばちゃん怒れば
バイトもびびる
のぞいて見えるよ
内に秘めたもの
のぞいて見えるよ
....
あっちの銀杏は黄色いぞ
まだ汚れていない光だから
黄色い葉っぱの影にゆこう
午前の大気は清冽だから
黄色い銀杏の真下にゆこう
ミセストランポリン
普通に働いている
無愛想に朝早くから
....
波の音は
異国のことば
こどもたちが海に入ってゆく
カメラが海に潜り込む
水のなかは
ことばのない異国
それがえんえん繰り返されて
ぼくたちは眠るのだ
....
言ってしまった
分かるから言ってしまった
めまいがする夜
近くの室内プールに行ったことを
心配させたくなくて
弱いと思われたくなくて
みにくい心を知られたくなくて
ぼくはあの夜
水のな ....
空を隠すにはみどりだ
みどりがいちばんだ
風や光を感じるにはみどりだ
みどりがいちばんだ
この貧血は気圧のせいだろうか
ショックなことでもあったのだろうか
みどりと血液には
なにか関係で ....
静寂の中に落ちる 一滴の夢を
両の手ですくいあげる 私たち
温まって行く互いの胸の何かを
言葉に写すことの出来ない
このもどかしさを
愛という祭壇に捧げる朝
目の前に起きるすべ ....
ひとつの生身である
わたしは
いま
海の声を欲する
この星を覆う
巨大な潮力によって
なんどもなんども
運ばれていく
その声が
遠いきみに
いつか
とどくように
....
花さく野邊のなかで
じっと動かずにいる
一匹の蛙は
わたしです
やわらかな風に
運ばれてゆく
たんぽぽの綿毛にぶらさがった
小さな種子は
わたしです
....
誰か教えて
声にならないその向こう側で
両極端の明日がこちらを見ては
じっと佇んでいる
何が正しくて
何が間違っているのか
見つかるはずもない不毛な問い
なのに
いきたい
いけない
秘められた ....
それは、静かな石だから、(青い)のです。
きっと美しかったであろう、
きみの石。
一億年の沈黙が(きみ)を呼んでいたから、
石は、ゆっくりまわれ右をして、
きみのもとをはなれていった。
....
君との関係はお洒落じゃないけど
誰にも壊せない絆で結ばれている
昔、傷を分け合った
まるでお互いの事が自分であるかの様に何でも知っていた
この町を1人また1人と飛び出して
それなのに離れられない私達 ....
中二のころ収容所から脱走した
それを手引きする職員たちがいた
彼らは所内の精神科医と組んでいて
じぶんたちの理想を僕を使って実現しようとしていた?
理想といっても収容所に限る世界
ボーリング ....
薄っぺらい世界だと
気付いているのは私だけかな
出来る事なら
生の声を聞きたいの
熱を持ってぶつけて欲しいの
―メールなんてしないで―
満たされない思いが電波に乗って
無機質な文字となって私に届 ....
深緑の草むらだけが生きている
強い風が吹いた時
古い建物の2階 少年の頃のあの子が見ていた
「汚いね」澄んだ声が蘇る
「疲れたの」そんな大人になりたくなかった
まだ間に合うよ
あの ....
冷たいビルの谷間に
忙しい道路の下に
人混みに生まれた死角に
こっそり
私達が生きる
星の世代さ
無敵なのさ
貧乏なのに幸せだ
ソウルメイト達よ集え
生き残れ
生き残れ
ビルディングに
夕陽が飛び火して
鉄とコンクリートに
ほんのひととき
しょっぱい血が通った
ビルディングの
かりそめの心臓が
眩し過ぎたから
思わず目を細めて
微笑んだような顔をした
夕焼けが
....
君の心に特製ギブス
命の色を消しましょう
痛い、痛いと叫ぶなら
治るまで傍にいてあげる
真っ二つに折れた心
きっといつかは元通り
君の心に特製ギブス
流れる紅(あか) ....
くすぶった闇の在処は見せもせず
星の数ほどの「真実」をさらけ出し合い
本当はどこにも帰れないと知っていた
茜に染まる道に転がる虫の死骸で、
初めて命の理を知ったあの頃のように
渇いた日々が続いても
....
母のことが なぜあんなに嫌いだったのだろう
殴られたことがあるからでもなく
押入れに閉じ込められたことがあるからでもなく
蹴飛ばされたことがあるからでもなく
わたしは母の愛情に満ちた視 ....
遠くに
忘れてきたものが
ある気がするんだ
はかなくて
美しいもの
でも
切なくて
思いだせない僕は
夕陽をみて
すこし泣いた
夜が更け、仄かに灯ってた中庭の静かな黄緑
3つ程滲み溜まった
フィラメントの光粒子が屯う傍で
誰も気に止めず、
人影を探す椅子はつまらなそうに
悪戯に気のない ....
金曜ロードショーや
日曜洋画劇場で
「教育にいい」ような映画を
放映する日は
子どもはコーヒー牛乳を飲んで
映画が終るまで
観てもいいことになっていた
たとえば「ローマの休日」や
....
昔から
隅に居るような子供だったので
かくれんぼでは
何時も鬼をやらされた
両腕で眼を覆って
だけど
じゅう数えるまでは
どうしても待てない
いち、に、もういいかい
すぐ振り返ってしまう
隠れ ....
遠くの光は冷たい
近くの光は熱い
欲しいんだ
わたしを照らしてくれる光
わたしの手は夜の闇に融けて
わたしの手は光のシルエットに砕けて
あの向こう側に逢いに行きたい
照らしてくれる
わ ....
i
どこにでも空はある
この手元の
ガラス瓶のなかにも
耳を近づけると
かすかな雲雀の声が聞こえた
(sky in the bottle)
ii
....
―――― 静かな風が吹き始めます。
感情は涙のようにあふれ、
バラの花びらは、
ぼくらをどこか知らない遠くへと誘うだろう。
ようやくちいさな春がやってきた。
ようやくちいさな春はやってき ....
ゴースト(無月野青馬)さんの携帯写真+詩おすすめリスト
(30)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
2015.01.26(独白)
-
もっぷ
携帯写真+ ...
6
15-1-26
月のみえない街
-
吉岡ペペ ...
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4
14-10-18
朝
-
青色銀河 ...
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5
14-10-13
意味もない
-
瑠音
携帯写真+ ...
2
14-7-21
銀杏あり
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
13-11-17
銀杏並木
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
13-11-13
フランシス・アリス展にて
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
11
13-8-25
めまいがする夜
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
8*
13-6-5
HINNKETSU
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
13-5-28
Beginning
-
南 さや ...
携帯写真+ ...
8*
12-6-21
あいたい
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
2
12-6-11
春
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
2
12-5-27
狭間
-
AquArium
携帯写真+ ...
5
11-3-10
風のにじみ
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
3
11-2-13
ドウシ
-
少女A
携帯写真+ ...
3
10-12-31
脱走
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
10-12-12
デジタルの色
-
少女A
携帯写真+ ...
2
10-12-5
時間旅行
-
少女A
携帯写真+ ...
3
10-11-28
parallel_world
-
少女A
携帯写真+ ...
2
10-11-24
夕陽ビルディング
-
nonya
携帯写真+ ...
12*
10-9-15
特製ギブス
-
三奈
携帯写真+ ...
4
10-4-3
片づけられた真理
-
水島芳野
携帯写真+ ...
3
09-10-8
私は_いつも_自由だった
-
るるりら
携帯写真+ ...
11*
09-9-29
忘れ物
-
風音
携帯写真+ ...
7
09-9-26
「中庭黄緑灯夜」
-
Leaf
携帯写真+ ...
3*
09-9-24
果物の皮を剥くのが上手い理由
-
吉田ぐん ...
携帯写真+ ...
12
09-9-14
はいどあんどしーく
-
吉田ぐん ...
携帯写真+ ...
14
09-9-11
手を伸ばした
-
愛心
携帯写真+ ...
13*
09-2-18
Sky_in_the_Bottle
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
8
09-1-28
静かな風が吹き始めます。
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
2
09-1-27