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僕は薬がないと正気が保てない
いわゆる非定型のメジャートランキライザーを
飲み続けている
ある日 声が聴こえたんだ
皆、死んだよ と
僕にはわからなかった
生きているじゃないか み ....
いつの間にか捨てられていた 僕の渡したピアス
何の予告もなく
前触れもなく
いつから途切れたのか 君の送信が
何度 受信を選択しても
新着なし と表 ....
意味不明なことをわめき続けることに疲れた
幼い頃、ぐずっていると「言わんとわからんがい」と言われ
言わなくても分かる関係に憧れたけど
やっぱり黙っていては何も伝わらないことに失望し ....
累々とした孤独に石を投げる
カラン
と音を立てて、転がり落ちたのは
いつかの嘆き
降り積もる塵芥に 深き静寂の痕跡を読み取る
動かなくなった時計
指し示し ....
真夜中に目が覚めて
お腹が減ってきたのだが
2日前から朝バナナダイエットを始めたから
食べるわけには行かない
とりあえず真夜中とはいえ
今が朝だろう
バナナで我慢しなくちゃ
....
真っ白な空白を
何かしらで埋めていくのは
それはそれで楽しいが
少し勿体ない気もする
雪の日の最初の一歩のようなものだよね
と微笑む君のキャンバスに
僕が描いていいものか
少し悩 ....
iPodから流れる
リロンのさわやか会社員を聴きながら
雨雲の去った青空を見上げてると
心も伸びやかに
どこまでも泳いでいける気がする
いつか親友と走った道
うぶだけど どこかませて ....
猥雑な人の群がりを かき分けて
もう黄昏も過ぎ 日の落ちた道を
母と歩き続ける
露店の賑わいに 目を奪われながら
境内を目指し 参道を歩き続ける
子供の頃は 参ることよりも
....
夏の光を受けて
蜘蛛の巣が
ガラス細工のようにきらめき
萎れた蜘蛛が
捕らわれた羽虫のように
ぶらさがっていた
コントレックスで
乾いた喉を潤し
灼けるような暑気に身をまかせ
....
七夕なのに 今日は曇り
……とある蛙さんのwithinさんおすすめリスト
(70)
タイトル
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カテゴリ
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日付
きこえる
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within
自由詩
4*
09-8-13
残された部屋のなか
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within
自由詩
8*
09-8-12
積み上げられた石
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within
自由詩
9*
09-8-7
澱(おり)
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within
自由詩
5*
09-8-6
真夜中のおかわり
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within
自由詩
8*
09-7-31
漂白
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within
自由詩
8
09-7-24
13歳をレヴュー
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within
自由詩
13*
09-7-21
夏祭り
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within
自由詩
10*
09-7-18
初夏のコントレックス
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within
自由詩
9*
09-7-14
行方知れず
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within
自由詩
6*
09-7-7
1
2
3
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