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あらしの夜は
あついお湯と
指を五本ずつもちよって
がたがた言うガラスにまもられながら
解体した
そとは
だんだんしずかになって
わたしたちも
きちんとばらばらになる
....
そらが高い日は
目は
あかるく乾いていた
とりかえしのつかない世界で
それは
神様みたいに
あかるく乾いていた
ため息をつくくらいの間だとおもう
突然で唐突で、空気でできた蜘蛛みたいだ
わたし自身が幸福でいるためには、空腹の子どもを追い出さなくてはならないかもしれない。
みちたりることと、幸福でいる ....