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世界の果てに 椅子を二つ置いて
暮れつづける夕暮れと
明けつづける夜明けとのあいだで
いつまでも 話をしていよう
目を閉じて
果実たちの歌をうっとりと聴いている君の午後
に あたり前の登場人物のようにとどまっていたいのに
何故だろう砂のようにこぼれてゆく僕の輪郭
すっかりこぼれてしまう前に
君に気づいて ....
空には虹色をした魚の天使たちが満ち
人々は時々輪郭を失くしながら行き交っている
その人々のあいだを
宛名を手書きされた手紙たちが
それぞれの行き先へと急いでいるのが見える
街はずれの丘の上で ....
佐藤真夏さんの塔野夏子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
週_末- 塔野夏子自由詩19*11-2-21
君の午後- 塔野夏子自由詩7*11-2-11
夕刻_三角広場のベンチにて- 塔野夏子自由詩7+*10-10-11

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