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自分に催眠術をかけようとして
5円玉に糸を通してぶら下げて
目の前で振り子運動をさせて見ていたら
気がついた
振り子の重りがどんなに軽くても重くても
振り子運動の往復時間は同じ
....
探した言葉は
たくさんあるのに
今となっては
頭の中に
その痕跡すらない
忘れたわけではない
はじめから記憶されていないのだ
私が探した言葉は
すでに
白い霧の中に紛れ
再 ....
もうただ怒ることはやめた
自分にも
他人にも
一時の感情で怒るのはただの急ブレーキだから
僕はもっと前に進みたい
いつもゆっくりアクセルを踏んでいたい
楽しくハンドルを回しながら
....
摂理という美の魅力によって
自然は不思議という概念を創造した
ある石は固く曲がることはない
ある石は蒟蒻のように柔らかく曲がる
甘い蜜でしたたかに誘う花もあれば
容赦なく殺す毒を持つ ....
公園で母と子が手をつないで歌を歌っている
私は5歳の時
3ヶ月間入院生活を送っていた
当時の大学病院の小児病棟は
母親が付き添う様になっていた
私には3歳と生後5ヵ月の2人の妹がい ....
よーく見てください
西から見ると
富士山の頂上は
ちょぴり
尖ってます
南から見るとほとんど平なのに
ちょっぴり尖ってる方が
カッコイイ
寒い
たった今
布団乾燥機のプラグを握りしめたまま
目が覚めた
酩酊して
コンセントを探していて
力尽きた
おい
俺よ
この六畳の部屋で
遭難死するところだったじゃ ....
丸1年間
給料なしで必死に働く有限会社の社長がいる
貯金を切り崩し 社員とその家族を守るために
「あと1年は石にかじり付いてもやる」
「真面目だけが私の取り得だ」
社員も彼を信じて必 ....
午前2時
風にのって同報無線が聞こえてくる
行方不明の方の情報が明かされる
パジャマ姿 86歳のおばあちゃん
念のため外へ出ると
パジャマではとても耐えられない寒さだ
そん ....
まさか手ブラで行くわけにはいかないだろう
(すると小野君はこんな事をする)
→自分の胸を両手で隠す
小野君!そういうことはやめてくれないかな
45歳の先輩独身OLにかかってき ....
もしもし
はい こちらスマイルお天気相談所です
あの 明日のS市の天気が知りたいのですが
存じ上げませんが
でも そちらはお天気相談所でしょう?
いいえ スマイルお天 ....
母にオレオレ詐欺から電話がかかってきた
どうやら僕が会社の金を使い込み
1200万円を用立ててくれと言ってるらしい
連絡を受け急いで実家に帰ると
10人もの警察関係者
詐欺犯と現金の ....
いちごをひとつ
妹のいちごパフェにのせる姉
それは僕の役だったのに
知らなかったよ
いつのまに
大人になったの
少し
さびしく
それより少し
....
君は僕という嘘をついて
僕という嘘の記憶を作った
君にとって僕は必要だった
君を守るため僕は必要だった
僕は君のためなら嘘でいいと思っている
でも
君が本当に信じるべきは
....
自分で自分をくすぐっても
くすぐったくないのはなぜだろう?
僕は誰かにくすぐってもらわないと
くすぐったくないのだ
詩を書いて
自分で批評しても
自画自賛しても
くすぐったく ....
私っぽい
と変換しようとしたら
綿しっぽい
になったので
採用します
夢の中で元妻が
やっぱり子供をつくればよかった
と笑いながらいうので
....
てめえっ
上等じゃねえか!
おもてにでよう!
天気はイマイチ
おなかが空いた
弁当工場
煙に誘われ
ノソノソ ダラダラ
アパート這い出て
歩く
居酒屋定食満足満タ ....
君は君自身のためにルールをたくさん作った
例えば
本を読むとき
君は一度開いた目的のページを
わざわざ1度閉じてから
再びゆっくり開いて本を読み始める
例えば
朝の ....
なあ 枕
もう30年以上経ったかな
僕のことは何でも知っている
酔っ払って寝たときも
泣きながら寝たときも
うれしくてなかなか寝付けなかったときも
いつも同じ
変わることは何 ....
おおっ
第一次反抗期
ショッピングモールのフードコートで
隣の坊やが
反抗してるしてる
どうやらコップをいたずらして
ママに叱られているらしい
「ダメでしょう!」
....
私が死んだら
悲しんでほしい
私がもういないことに
私が死んだら
笑ってほしい
私が生きていることを思い出して
私が死んだら
忘れてほしい
生きてるあなたが何よりも大切だから
....
仕事帰りにスーパーで きんぴらごぼうを買った
私はこのきんぴらごぼうを作ってくれた人を知らない
きんぴらごぼうを作ってくれた人も私を知らない
でも
きんぴらごぼうは美味しい
きんぴらごぼ ....
気になることが落ちていました
拾ってみると
心の中に小さな点ができました
小さな点は振動し
私の心はふるえました
ふるえた私の心は
私の意識や無意識を使って
思考や記憶を
言葉 ....
三半規管がサンバで踊る酔っ払いが
縁石上で
綱渡り
両手を広げお尻をフリフリ
綱渡り
街灯のスポットライトを浴びて
綱渡り
電柱に出会ったら
左手かけて
ターンで かわし ....
明日は待ちに待った卒業式だ
そして
俺はこの日を待っていた
明日で中学は終わり
みんなバラバラと散らばっていく
背水の陣
退路は断った
まゆみに
俺は今日告白する
「大事 ....
東京駅構内
3歳ぐらいの男の子が
しまじろうのぬいぐるみを落とす
ハイヒールを履いた女性が
しまじろうをつま先でカスるように蹴飛ばす
20cm程前方に滑るしまじろう
し ....
七草なずな
唐土の鳥が
日本の土地に渡らぬ先に
スットコトンのトンのトンのトン
室町時代からか
江戸時代からか
七草の疫病対策
まるで
鳥インフルエンザを知っていたみたいな
七草 ....
半年ぶりの実家はいつも通り
父は孫と はしゃぎ
母はセカセカと 動いている
ちょっと気になる
カレンダーと
冷蔵庫に貼られたメモ用紙の枚数が
カレンダーはもう日付がわからないくらい ....
さらば
目の前の壁よ
もう避けたりしない
遠回りはしない
もともと
壁なんてなかった
あったのは自分が作り出した
架空の壁だ
パントマイムの壁のように
架空の壁を皆に ....
母からの電話
実家の私の部屋を母が掃除していて
「小さな何かの種が机の引き出しに
いっぱい散らばっているけど
捨てていい?」
小さい種?
クレオメだ
「だめだよ。大事な種 ....
壮佑さんのichirouさんおすすめリスト
(73)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
振り子運動を見ながら平等を考える
-
ichirou
自由詩
9*
14-2-23
白霧
-
ichirou
携帯写真+ ...
6*
14-2-20
リリカルシンキング
-
ichirou
自由詩
7*
14-2-20
まろやかな不思議
-
ichirou
自由詩
11*
14-2-17
春の小川と春の青空
-
ichirou
自由詩
9+*
14-2-16
ちょぴり尖っている方がカッコイイ
-
ichirou
携帯写真+ ...
2*
14-2-15
コンセント
-
ichirou
自由詩
11*
14-2-13
誠実でなければ守ることの意味がわからない
-
ichirou
自由詩
9*
14-2-10
さまよえる黄昏
-
ichirou
自由詩
11*
14-2-9
小野君!そういうことはやめてくれないかな
-
ichirou
自由詩
8*
14-2-6
スマイルお天気相談所
-
ichirou
自由詩
6*
14-2-4
実録_本当の被害者は僕だ!
-
ichirou
自由詩
6*
14-2-3
いちごをひとつ
-
ichirou
自由詩
12*
14-2-1
僕は君の嘘だった
-
ichirou
自由詩
6*
14-1-30
ももっちい
-
ichirou
自由詩
9*
14-1-27
綿しっぽい
-
ichirou
自由詩
10*
14-1-26
おもてにでよう!
-
ichirou
自由詩
9*
14-1-25
君が作ったルール
-
ichirou
自由詩
9*
14-1-23
なあ_枕_いいだろう?
-
ichirou
自由詩
7*
14-1-21
がんばれ_坊や_がんばれ_ママ
-
ichirou
自由詩
8*
14-1-19
私が死んだら
-
ichirou
自由詩
6*
14-1-15
もしかすると_生きていることは孤独じゃないかもしれない
-
ichirou
自由詩
19+*
14-1-13
心の中の小さな点
-
ichirou
自由詩
14*
14-1-13
綱渡り芸人から飛行機になって飛んでいく
-
ichirou
自由詩
6*
14-1-11
つんのめりラプソディ
-
ichirou
自由詩
4*
14-1-9
しまじろうは大丈夫かい?
-
ichirou
自由詩
20+*
14-1-8
七草囃子
-
ichirou
自由詩
5*
14-1-4
メモ
-
ichirou
自由詩
16*
14-1-4
さらば!目の前の壁よ
-
ichirou
自由詩
10*
14-1-1
約束
-
ichirou
自由詩
9*
13-12-29
1
2
3
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