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手のひらで乾きつつある血の色や
頬についた砂つぶ
それを指で払い落とす
あの
ざらざらとした手触りに
あの
深さをまして沈む色に
瑞々しさはあって
血の色が
紫がかっていた
だ ....
楽恵さんの水町綜助さんおすすめリスト
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海の熱、鉄鋼の風
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水町綜助
自由詩
12*
09-2-4
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