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光のぬくもりは
私の頬をななめに撫でて
ゆっくり後退していった

津山駅ゆきの
この乗り物は
私をぐらぐら揺らしながら
こっそり古代へ連れてゆく


あの頃は
ママに叱られそうだ ....
洗面台の鏡に映る、少し鼻の歪んだ女の顔には
そう簡単に幸福という言葉を見出せない
蛍光灯を反射する瞳の光が淀んでいた

蛇口をひねるのは好きだった

恐らく、
水が出てくることが確かに約 ....
夏嶋 真子さんのみぞるるさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紀元前のぬくもり- みぞるる自由詩409-11-1
悲しいときのふたり- みぞるる自由詩209-8-5

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