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ニャンコです しっぽで返事しちゃうんです 
          昼寝邪魔する 人間たちに

ワンコです いつも心は全開で
        遊んでくれるの待ってます!

亀太っス ほんまはご ....
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「思い出」

幼い日シロツメクサを胸元で揺らした君は永遠でした

枕木が苔むしていて少年は永遠などはないことを知る

誰でもが大人 ....
持ち前の笑顔とやらの裏にある疑心のやり場がまだ見当たらず


舞い込んだ平穏にさえ整合性 求めてしまうみだりなユーウツ


孤独だと自惚れるより幸福を受け入れるほうがよっぽど難儀


 ....
優しさなら全部あげるから バファリンの代わりに 傍に置いてよ



何も言わずに ただ料理を平らげる 私はそれが嬉しかった



君の手は 無から有を 産み出して 無限の未来を 私にく ....
空っぽの眼窩に赤い紐通して天井からぶら下がっているきみへ

七歳から十四歳までの少女をマーマレードに加工する工場で働く

キュッて搾ったら酸っぱい汁がいっぱい出るような女の子が好き

つむ ....
この空を 君は自由に 飛んだから だから鳥はね 泣いたりしない



悲しみは もうたくさんだと 花は言う 僕は自分に 水をあげた



いつまでも 帰らぬ温もり 待っている 隅で眠る ....
 淡雪は炎のように降りつもりきみの素肌の灼熱を知る



 凍蝶の滑り落ちゆく黒髪にかかる吐息は結晶化して



 性愛の天を凌いで伸びる蔓 凌霄花は空にまみれ ....
{引用=


経血の、色も知らないきみですが こどものれしぴをしってたふしぎ。


{引用=

君がいて ほどけるきもちにつくなまえ 留めるホチキスさがしているの



君がいて 境界線を塗りつぶす その為だけの世界地図買う



君がいて きゅうにほしくなっ ....
{引用=


夕闇が溢した色は夢だった 羊水でみたひとりの夢だった


猫足のバスタブの中ふやけてく わたしの小指を食べちゃえば良い


ひとりきり生きてる夜はおなかの中 呟いていた ....
{引用=


理由しか言ってくれない舌先に 角砂糖一つ乗せる雨の日


小さくて子猫よりもやらかくて 明日には消える初雪みたいで


五月雨の震えるような優しさは 今日よりも先、明日 ....
{引用=


ごめんねとさよならばかりを繰り返し わたしの傍で疲れて眠る


なんでかな、沼のような沈黙は 全部わたしのせいだと思う


20センチ高いとこから見られると おなかのう ....
真っ白な ノートの上に 書く文字は 私の記憶の 旅をしている



思い人 お元気ですか 文字に込め 白い便箋 黒く染めゆく



冬空に 浮かぶ白雲 風に乗り 行方を見つめ 夕日が沈 ....
耳を当て 君の鼓動を 聞いている 唇重ね 一つになろう



夜空見て 雲間に覗く 暗闇に 星の瞬き 生きてるようで



降り注ぐ 雪に音は 吸い込まれ 大地の鼓動 春までお預け
もしもしと 繋がっていた 糸でんわ 星の降る夜に ぷつりと切れて {引用=

群青の金魚を掬う午前四時 涙をのませて。カンパネルラ


ぼくたちの間に光る星屑の甘さを揺らして廻る車輪よ


十字架を背負って羽ばたく泣き虫は優しい毒を敷き詰めていく
 ....
粉雪の 一つ一つの 結晶を 散りばめた夜 ひっそりと泣く



降り積もる 雪の上には 足跡を 静かな中に 奇跡を信じ



星空に 列車の車体 凍てついて 彼の童話に 思いを馳せる
 ....
あかぎれの 手にクリームを 塗りながら 母の位牌に 昔を思う 賽銭は 御礼参りに来たときに

  神様ヘルプ  年末ジャンボ
白息に はしゃぐ笑顔は 何度でも 空に透かして 林檎のほっぺ


木枯らしが 染み入る午後は コーヒーを 暖房の前は 子猫専用


甘酸っぱい 君との距離を 思う日々 一緒に作ろう キンカ ....
遠い君 思う瞳に 鶴映り 帰っておいでと ため息混じり 悪縁を捨てたく風呂で体じゅうこすりまくって血だらけになる

鏡に映る顔は父の同じ年より白髪としわが多くて

来るはずのない幸せを次の年こそはと祈り
迎える零時

幸せという言葉のカタチを ....
握力が蒸発しちゃってあかないの 飲ませてちょーだいポカリスエット


平熱が五度八分ってひくいから 七度二分にもキスにも目眩


あつくなる舌で転がす体温計 ピピピと鳴るまで風邪の味見


朝夕に二錠 ....
横長の陽射し
オレンジ
リビングに
果実むく手と濃淡つくる



蜜みたい
トランペットの音のびる
指ですくって
夕焼け、とろろ


朱をぼかし
うすもも塗って
金散らし ....
{引用=昨日の空と、今日のわたしと、明日の凪と、そこに存在しない隙間、}




窓際のプリズム きみと共有し 虹のない冬に射しこむキセキ



近づいてなお遠ざかる逃げ水にかざす指 ....
書き留める 心の動き 五月雨か インク滲んで 心細げで


ぽっかりと 開いた空洞 埋まらずに 八年巡り 響く雨音


空見上げ おぼろに光る 輪郭を なぞってみたい 月夜に酔って
 ....
つい昨日君と歩いたこの道で「おはよう」なんてメールしてます

祝福の夢を見ていた気がします されど心は寂しいのです

良い夢の後はどうして寂しくなるのでしょうか泣きたいのでしょうか

明後 ....
(足のとれたピーターパンの人形が積もった埃の下で見る夢)



途切れがちな点字ブロック跨ぐ夏 雲の向こうに打ち寄せる青




内側にはびこる針の芽を撫ぜて微かな痛みが ....
書いてある内容よりも君の手がやさしく見えて繰り返し読む


今日もまたいつものようないちにちが暮れ 書く程の知らせはないよ

「大丈夫。相変わらずで、元気だよ。」きれいな嘘が並ぶ返信

 ....
今朝もまた

三十年妻と起き伏し今朝もまた出かける妻に礼をのぶ

雪の朝子を連れ妻は自転車で駅に向かいて出でゆけり

深夜勤残されし子と吾と物語読み聞かせやる夜幾夜重ねし
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