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多摩川に架かる鉄橋を渡りきる頃
メールの着信を知らせる携帯の光が走る
両親も恋人と認める彼からのメール
簡潔な朝の挨拶に優しさ溢れる短いことば
先輩は幸せ過ぎるから
傍から見ると憂鬱 ....
いつもと同じ場所から何ら変らずに
初日がひょいっと昇ってきただけなのに
「ありがたや」と皆で拝んだりする
昨日までの日の出とどっか違うのかな
江戸時代の「つけ」とかの借金って
支払期 ....
古風な恋愛をしたいって
女優さんが言っていたような気がする
三歩下がって師の影踏まず
じゃなくて
それは夫唱婦随ってやつだよね
男尊女卑だと指差されそう
でもね
ちょっと考え ....
馬でも風邪を引くらしい
何だかひと安心したりして
年末だったかな彼氏に連れていかれた
新宿南口の場外馬券売り場で見かけたのは
レースに夢中な父親とはぐれた幼い兄弟
通路に散乱する外れ馬券 ....
春めくのか夜になると
もぞもぞするもの
それは
あなたのつくしんぼう
今夜のわたしは疲れているのに
背中を向けた闇のなかで
何かを探し蠢いている
辛抱が足らないから
貧乏なのか
芯棒 ....
陽だまりのベンチで
あなたの姿を見つけたよ
何気ない仕草のひとつひとつから
幸せのあり方を掬いだしては
これで良いのだと
ひとり頷くあなたの姿
大きな卵でも抱きかかえるように
胸の前で孤 ....
心が抜けてしぼんでしまった
わたしの身体に
あなたの息を吹き込んで
ちょっとあたたかな
ちょっと煙草臭いあなたの息を
自分までもが赦せなくなった
あの日から
わたしはわたしじゃ無くなって ....
繰返してはいけないと思っていても
繰返してしまう
それはちょうど悪戯っ子が
すぐにばれてしまう悪戯を繰返すのに
似ているのかも知れない
かまって欲しいわけでもないし
誰かに判って欲しいわけ ....
さちさんの恋月 ぴのさんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
確められないひと
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恋月 ぴ ...
自由詩
31+*
08-1-12
「生まれ変わったね」と君が言ったから一月一日はリセット記念日
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恋月 ぴ ...
自由詩
22*
08-1-3
おしとやかの秘密
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恋月 ぴ ...
自由詩
26*
07-8-23
明日の行方
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恋月 ぴ ...
自由詩
26*
07-8-19
つくしんぼう
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恋月 ぴ ...
自由詩
32*
07-1-18
生きぬく力
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恋月 ぴ ...
自由詩
46*
06-12-4
赦すと言うこと
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恋月 ぴ ...
自由詩
46*
06-11-7
それぞれの夏
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恋月 ぴ ...
自由詩
28*
06-8-13
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