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遺伝子の乗り物である僕たちは
摂理の維持装置としての個体を
あたえられたのかもしれない

数学は世界を解析する不思議な詩
物理学者はたぶんときどき詩人

純粋哲学あるいは応用哲学
でも ....
時計のないまちを歩くと
歩数計が時間にすりかわる

きみの面影ばかりがやきついた瞳は
きょうも空疎で狭窄しているみたいだし

きのう人参畑だった農地には
いつのまにかウイークリーマンショ ....
結びつけること

束縛であろうとちいさなゆびきりであろうと
いつもばらばらになろうとしているものを
とどめようとするきもちがすきなのだ

水引って結んであるでしょ
封印でもありたんなる飾 ....
かなしみが河いっぱいにあふれて
よろこびも一緒にいる

まるで流し絵のように一緒にゆるやかに
色をなしてゆくもう痛みもない河畔に

ちょっと嘘つきでよゆうのない自分が居て
漢字変換ではも ....
おなかの小魚はときどき小ちゃな声で鳴くたいせつな奴だ

電子ジャーの独り言を翻訳しながら夜が明ける

痛みっていつも友達だったなこれからもよろしくな

僕の休日は病院に奪われてディスカウン ....
とびっきりの笑顔ひとつください
おいくらでしょうか?

こころの痛みを鎮めるお薬ひとつください
どこかにありますか?

曇りのない青空のもと
もうお気に入りの傘も要らないと
言ってくれ ....
流しにうず高く洗われぬまま放置された食器
とりあえず洗濯はするのだが部屋干しのまま畳まれることはない
読まない新聞が玄関に散乱している

居間の一角は得体の知れない整理しかけの古本がうず高い
 ....
沈黙の惑星は
能弁なのかもしれない

その星の水際にはとりどりの
言葉の端くれが堆積しているという

それを採集することが
盲目の考古学者たちの日々の務めなのだという

中央の大陸に ....
親父はけっこう自由だ

無いものは金と彼女だけで時間だけはある


幼稚な恋愛ごっこにも疲れてしまったし

Amazonで買ったダンフォーゲルバーグばかりが慰めなのだ


自分を縛 ....
ふうわりとした優しさを想ってせつなくなりました

花火のように夜空に打ち上がりたいのです


仕事帰りにバイクを駐めて観てました

鴻巣の花火大会でした


彼女も対岸で車を駐めて ....
オイタルさんの梅昆布茶さんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遺伝子のうた- 梅昆布茶自由詩1621-12-16
じゃあね!- 梅昆布茶自由詩14*18-1-4
水引- 梅昆布茶自由詩12*17-7-26
be_happy- 梅昆布茶自由詩1516-3-17
とっても素敵な世界へ- 梅昆布茶短歌15*16-3-7
priceless- 梅昆布茶自由詩19*15-12-1
やもめの星- 梅昆布茶自由詩1613-8-6
ファンタスマゴリア(たむらしげるの絵本)によせて- 梅昆布茶自由詩1012-12-16
暇な親父- 梅昆布茶自由詩1011-12-28
花火- 梅昆布茶自由詩311-10-9

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