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まるでこの世の始まりから
僕を待っていたように
茶色い床に君の
十二枚の写真が散らばっている
秋の風が窓の外で
穏やかにはためく午後
僕はグラスに冷たい ....
闇が歌う
しんしん歌う
冷蔵庫のリズム
うさぎおいし
かのやま
あなたの
マグカップの
つるりとした空洞の
最深部で
パロールも
道徳も
大恋愛も
なにもかも終わっていた
冬になると
唇が乾くだろう ....
それはあなたですか
{引用= いいえ、それは麦藁帽です
それはかぶることができます
それは夏の人々に好まれています
いいえ、それはすみれです
....