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屋根裏に集めた傘をさす 息が飛行機雲のようにまぶしい
みんなしてみんなして朝いらないと言ってくれたら消えるのかなあ
また夜だいらないんだよ夜とか、また燃やすのを忘れたじゃないか
泣き喚くキシリトールのガムを噛む何の足しにもならなかったね
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ゴミ箱に
手を突っ込んだ事も無い
エデン育ちにゃ
負けない訳よ
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あの人は食物連鎖を説いている私は夜明けの海辺を想う
ドップラー効果のように両耳に足跡残して去ってゆく人
もう二度と悲しまないという事はもう二度と誰も愛さない事
まぶたまでお湯につかっ ....
もとめあうことのできない淋しさはなんてきれいな夕立だろう
ねえ、死にませんかとふいに問いかける硝子のようにうつくしい人
すきまから洩れだした風 ああきみの前世はぼく ....
1という字のように立ち 一という字のように眠れ 孤独な無限
0なんて発見するからいつまでも君の不在が消えないままだ
ON/OFFのあいだに広がる宇宙にて親指は祈る メール、 ....
動物を観る人だかりふくらんでどちらも命を生きる不思議と
脱力をカラダに命じているのだと池の端には片足の鳥
蓮の葉は秋の陽広く受け止めてどこかに放つことなく黙る
犬を連れ遠く見つめ ....