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生きていく上で純粋などは
この世の中では
欠片も意味がないのかもしれない
理不尽を引きずりながら
圧迫された空間で
じわじわと絞まってゆく首
それが社会の総てなのかもしれない
....
昨日一晩、あなたを思って泣きました。
到底手の届かないあなたをです。
願っていれば叶うなんて
嘘でしかない現実の中で
あなたを思って泣きました。
たくさん涙を拭ったので
今朝は ....
毎晩3人の『子ども達』と一緒に寝る。
名前は
『ライオン丸』
『ライ次郎』
『うさこ』。
9年前にとある雑貨店、いや、『産婦人科』で
発見、いや、『出産』した。 ....
昨日夕方、あの人に偶然会いました。
表情も分からないくらい遠い距離だったけれど
大きく手を振ると
大きく手を振り返してくれました。
あの人は急いでいる風で
わたしは足 ....
いつまで人は
優しくいられるんだろう
いつから人は
優しくいられなくなるんだろう
雨の雫がつま先に落ちた
心灯火散り花火
夏が来て風が吹く
夜が来て明かりが灯る
心灯火散り花火
あなたが居て永久を願う
わたしが居て愛を示す
線香花火は悲しい色 ....
忘れられた歌
幼い日の
遠い記憶と
優しい嘘
軽い眩暈と
心臓の鉛
どこまで潜ってゆくの
どこまで走ってゆくの
世界は等しく朝を迎えるけれど ....
{画像=120710105150.jpg}
小さい頃から
自分はいらない人間なんだと思ってきた。
いつもいつも、死にたいと思ってた。
そんな時はよく、空を眺めた。
広いな ....
目の中でゴロゴロしてる
グリーンのコンタクトをつけて
それだけでお姫様になれると思っていた
風に前髪がなびいている
ピンクの髪留めをつけて
それだけで少女になれると思 ....
水晶に映る未来なんて信じない
私の未来は
いつだって私の物よ
占いなんて
食べかけのチップスよ
いつも独りで膝を抱えて座っていた
遊びと言えば砂に絵を描くことだった
お母さんは気付かない
幸せでも不幸せでもなかった(はず)
もう少しおじいちゃんちに居たかったな ....
ひび割れた壷を抱えて二十五時
ソバージュヘアの
影は私だ
* * * *
干からびた
臍の緒を抱きまだ浅い
夜の埠頭に逃げ込 ....
前略、先生へ
突然ですが
『全てを背負う決意』と
『全を捨てる決意』では
どちらを選んだら、幸せになれるでしょう?
私は前者だと思って今までやって来たつもりだけれど
....
優しさによく似た嘘に手を引かれ
行きつく先は虚構群。
いつからこんなに弱くなった?
いつからこんなに涙もろくなった?
答えのない問いに戸惑うのはもう飽きているのに
....
受話器を上げる瞬間と置いた後の数分間。
切なくなるのは
なぜだろう。
切手まで貼った手紙を捨ててしまったのは
なぜだろう。
あんなに楽しそうに笑ってる ....
{画像=120107041120.jpg}
なないろのおもちゃのくにへつれてって。あしたせかいを終わらせるから
影踏みの鬼になってもどうしてもあの子の影だけ踏めないでいた
高 ....
nonyaさんの永乃ゆちさんおすすめリスト
(16)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
純粋
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永乃ゆち
自由詩
5
14-11-23
証
-
永乃ゆち
自由詩
4*
13-6-11
『子ども達』
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永乃ゆち
自由詩
9*
12-8-4
昨日夕方、
-
永乃ゆち
自由詩
8*
12-8-1
優しく_人は
-
永乃ゆち
自由詩
7*
12-7-28
心灯火散り花火
-
永乃ゆち
自由詩
14*
12-7-25
心臓の鉛
-
永乃ゆち
自由詩
15*
12-7-18
路傍の花
-
永乃ゆち
自由詩
17*
12-7-10
裸眼で逢おう
-
永乃ゆち
自由詩
9*
12-7-8
水晶に映る未来なんて信じない
-
永乃ゆち
自由詩
4*
12-6-9
ささやかな不幸。
-
永乃ゆち
自由詩
8*
12-5-12
さよならおやすみまた明日
-
永乃ゆち
短歌
3*
12-2-9
先生へ
-
永乃ゆち
自由詩
2*
12-1-31
空の果てまで
-
永乃ゆち
自由詩
5*
12-1-27
許されている
-
永乃ゆち
自由詩
9*
12-1-11
おもちゃのくに。
-
永乃ゆち
短歌
2*
12-1-7
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