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子らに混じって落ち葉踏む勇気はない


嬉々として踏んづけた葉すでに爆ぜていた


替わるものかと押し入れの晩夏


食えない顔でも秋刀魚は秋刀魚


ひゅるり秋風みつけたぞ焼 ....
ダウナー詩人の皆さん、
もはや自分嫌いは廃れた文化であります。
これからは粉骨砕身、
慎重に言葉を選びつつ、
適度に自分を愛し、
誰の目にも分かりやすいよう
人を愛さなければなりま ....
主張は残虐だ

妄想は救済だ

自虐は城壁だ

虚勢は生く術だ

陶酔は気晴らしだ

感傷は嗜みだ

憂鬱は居場所だ

孤独は飾りだ

表現は受け売りだ

 ....
かごめ
かごめ

篭の
中の
鳥は

いつ
いつ
出やる











かーごーめーかーごーめー
おまえの夜明けはいずいずこ
出やって ....
毒のない棘
蜜のない花
種のない実

罪ですか


咎のない嘘
咎がない故
咎でない
のは
悪なのか


情状酌量
情状酌量

情を量るにゃ
何が要る


 ....
割り切っている
良くも悪くも割り切るのが早い
僕は

公式なんかすっ飛ばし
一か八かの
答えだけ弾き出す
便利な簡易計算機です


愛してました
哀しみました
落ち込みました
 ....
発情スイッチ
午前二時

インもアウトも
無造作に

妄想奇しくも
花開き

癇癪玉が
割れました


誰か食らってくだしゃんせ
骨までしゃぶってくだしゃんせ
こんな女で ....
Love me loudly,love me hot,
Love me madly,love me dry.

飢えた獣のキスをして
潤すためのキスをして
貪り尽くすキスをして
欲に滾った ....
ほーら、なけなしの激情だ
ほーら、なけなしの心情だ
ほーら、なけなしの原状だ
ほーら、なけなしの白状だ

さあさ、お上がり
冷めない内に
たんと、お上がり
バレない内に

ほーら、 ....
形あるものいつかは壊れる
じゃあ少しずつ変化させましょ
丸いものには角を足し
四角いものにはやすりをかけて
それで続いていくのなら
素敵なことじゃあありませんか

行かないで、希望の贋作 ....
さして間もなく惚れました
そして間もなく晴れました

涙がほんのり滲みました
案外あっさり乾きました

願いはいくらか満ちました
想いはいささか欠けました

新たな痛みを知りました
 ....
全く、窓辺の風よ
そうやあやあと声を張らず
少し黙っていられないのか

私の爪先ももちろんそうだが
なにより、カーテンが困っているよ
お前の冷やかな愛の歌が
彼女の心を惑わせているよ
 ....
言葉巧みに語れなければ
分かったことにはなりませんか。

上手に形にできなければ
想ったことにはなりませんか。

確かに知識は大切です。
豊富に越したことはありません。
伝えたい想いに ....
なんてことない不在の言葉に
愛しさを汚されたその時は
無情の荒野にうずもれて
枯れ草毟ってやり過ごそう

なんてことない不定の言葉に
審美眼を汚されたその時は
悲観の海をたゆたって
船 ....
赤い砂漠をトボトボと

白いドレスの女は行くよ

背中に担いだ木の十字架は

太陽に焼かれ{ルビ暗の暗=くらのくら}

既に神は干からびたもうた

軽い軽い炭のクロス
 ....
ガムは
包んで
屑篭へ

煙草は
消して
灰皿へ

服は
畳んで
押入れへ


さて
この感傷
何処へやろ


飲み込んで
腹の中に?

揉み消して
道の端 ....
寂しさの上に
雨が降る

怒髪の上に
雨が降る

導きの上に
雨が降る

約束の上に
雨が降る

しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
そんな気の良いもんじゃない
じとじとべ ....
失った
後悔を
追いかける
俺は無常

無くなった
腹減った
飯を食う
俺は無常

虫が湧く
無視をする
虫になる
俺は無常

情熱に
蓋をする
莫迦になる
俺は無 ....
どんなに難解な熟語を知っていても、
ムズカしいことを言っているとは限りません。
どんな言葉をどう操っていても、
それが根っからの本心であるとは限りません。
僕にとって僕が僕であるように、
誰 ....
冷静沈着というよりは枯木死灰だ


天衣無縫というよりは無知蒙昧だ


多面的というよりは気まぐれだ


ひたむきというよりは妄執だ


奇抜というよりは悪ノリだ


繊 ....
顔を上げるとそこは晴れ
雲が犇めく青い空
或る者がそれを美しいと尊び
まるで人の心みたいね、と
浅はかなリリックを書き連ねる
それと恰度おんなじ頃
社会生活にあぶれた蛇が
安アパートのポ ....
誰にともなくかくれんぼ

相手のいないかくれんぼ

猫をかぶってかくれんぼ

その場凌ぎのかくれんぼ


あちらこちらを転々と

今日もくらくら立ち回る

断ち切ろうにも憂き ....
掌を

滑らかにすり抜けて

北風が

秋の香をさらっていくのは

路上ギターの奏でた

奇術の仕業


ほぉら

まぁだ

いーるよ


す ....
nonyaさんのfaikさんおすすめリスト(23)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「明日は夏かいそれとも秋かいな」自由律十篇- faik俳句513-10-22
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あさきゆめみし_えいもせすん- faik自由詩9*12-5-27
所詮我が身は語呂合わせ- faik自由詩4*12-5-27
またまたそんな、ご冗談を。- faik自由詩10*12-3-14
散、割ることの、誤- faik自由詩13*12-3-14
_- faik自由詩13*12-2-4
XOぢゃん- faik自由詩8*12-1-31
疑似餌- faik自由詩9*12-1-27
メランコリア- faik自由詩9*12-1-24
悖り狂う- faik自由詩21*12-1-24
窓辺の風- faik自由詩14*12-1-20
未詩- faik自由詩7*12-1-16
相性- faik自由詩16*11-12-20
赤い砂漠- faik自由詩11+*11-12-13
_- faik自由詩12+*11-12-13
雨女- faik自由詩15*11-12-6
俺は無常- faik自由詩23*11-12-2
雑草の云々- faik自由詩11*11-11-27
「孤独というよりは当然の結果だ」自由律十伍篇- faik俳句15*11-11-25
殺風景- faik自由詩13*11-11-18
かくれんぼ- faik自由詩5*11-11-7
変わり目- faik自由詩7*11-11-4

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