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この空を 君は自由に 飛んだから だから鳥はね 泣いたりしない
悲しみは もうたくさんだと 花は言う 僕は自分に 水をあげた
いつまでも 帰らぬ温もり 待っている 隅で眠る ....
夕暮れに
濡れた雨傘がぽつんと一つ
夕陽を浴びて
柔らかなオレンジ色に染まり
沈みゆく太陽を見て
何を思うのか
忘れ去られたかのように
壁に立て掛けられた様子が
どこか寂しげに見え ....
暖かい灯火を抱いて
真っ白な肌は
羽が積もるのを待っている
ルビーは血の色
瞳の色
真実を咀嚼して
淡い炎で
赦すのです
隙間に光を集めて
閉じ込めた心を
透かしたら
温 ....
水平線に沈む太陽
空も海も何もかも赤く染めて
いつか私も溶けてしまえばいいのに
髪を揺らす潮風
コンクリートはまだ温度を保ち
冷えた体には心地良く
まるで君の温もりみたい
目の前 ....