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迸る鮮血がブーゲンヴィリアの赤になり
夏の陽だまりが向日葵の黄を匂わせている。
それと喚かなくとも
存在自体がある色調を帯びているような
そんな確かな色が僕にはない。
微かに茫洋と滲んでいる ....
はつかみる
ほころびさける
言の葉の
うらがれとはず
あをきをいのらむ
I could never be what you need
(譬え、始まりを告げたとしても)
たまゆらの ....
茜射す街に
さすらい旋ぐる風の喘ぎ
淫らな葉ずれに
あらがい委ねる罪の囁き
素足のままで
何処まで歩いてゆけるだろう
絡みつく絶望と
うずくまる希望を抱いて
素顔のままで
何 ....