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のぞまれない悲しみは
きっとある
のぞまれない優しさも
きっとある
ひとつ残らず
のぞまれなくても
わたしはここに
立っている
言えず終いの
いたわりがあ ....
宇宙のかなたの秘めごとに
聞き耳を立ててみたくなるような
わたしの夜は
透きとおるほどに汚れてしまう
汚れるほどにもろさを甘受する
もろくなるほどに
他を傷つける
....
空いた
椅子の上には
ゆうぐれが降っていて
絵描きになれない風たちは
せめてもの代わりに
言葉を混ぜて
去っていく
取り残された場所に
おそらく施錠は
必要ない
....
わたしに幸福を、と
願えることの その幸福を
わたしは いくつも
置いてきた
たぶん、わたしたち
水槽のなかに
生きている
そこは程よく窮屈だから、
ぬく ....
もしも
花弁が落ちたなら
終わりましょう、
きょうを
あしたを向いて
もしも吐息を
こおらせたなら
呼び直しましょう、
水の微熱を
いのちの名前を
....
終わりは
すべて哀しいものだと
いつかあなたは
示したけれど
確かにわたしは
時刻をひとつなくしたけれど、
なくさなければ
始まることのなかった
時刻のなかで
わたし ....
空から
落ちた日のことを
おぼえていない
海を
ながめることを海として
その浅きをのがれる
すべにおぼれる
太陽はもう
ことばではないけれど
確かにぬくもる
....
これからぼくは
いくつのことばを殺すだろう
それを
知らずに生きぬいて
いつか必ず殺されるだろう
ことばへ死にゆく
ぼくなのだから
これからぼくは
いくつの ....
ありのまま、
あるがままの姿であれと
ひとは口々にいうけれど
途方もない約束を
捨てたくなくて
潰れてみたり
飾りのつもりが
汚れてみたり
だれかが ....
nonyaさんの千波 一也さんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢なかば
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千波 一 ...
自由詩
18*
12-11-26
ガラス戦争
-
千波 一 ...
自由詩
8*
11-9-16
埃まみれ
-
千波 一 ...
自由詩
20*
11-9-8
わたしに幸福を
-
千波 一 ...
自由詩
6*
08-12-1
もしもの為に寄せる歌
-
千波 一 ...
自由詩
6*
08-10-22
意味調べ
-
千波 一 ...
自由詩
21*
08-10-12
かなしい理由
-
千波 一 ...
自由詩
24+*
08-8-30
これから
-
千波 一 ...
自由詩
8*
08-8-13
等身大
-
千波 一 ...
自由詩
10*
08-7-22
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