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詩はいつも孤独だ
本当に伝えたいことが
伝わってるのか
誰に伝えたいのかもわからず
本当は何を伝えたいのかもわからないまま
衝動にかられるままに
言葉を紡ぐ
それは独りよがり
誰にも届かなく ....
みんな何もないような顔で
街を歩いて
だけど夜になれば
男の前で
その内側にあるものをさらけ出す
欲望が先か
愛が先か
それによって
満たされるものも変わってくるのに
誰かにしか見せない ....
あの風船のように
旅に出よう
雲を越え
山を越え
やがて海に出る
風に乗って
潮騒を聴きながら
列車に揺られ
あの町よりも
もっと遠くへ
子供の頃から憧れてた
....
人は空を見ていない
都会の中のビルの隙間にさえ
ちゃんと空はあるのに
人は空を見ていない
雲の端から溢れる光や
夕焼けの美しさに
気付こうともせず
冷たい日常にうつむいた ....