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ついに血と樹液をかえて
バラのように笑ってみせても
風が吹けば くずれてしまう

そこは幾層もの雲におおわれ
とても降りて行けない
ぐにゃぐにゃの階梯に すがって泣いても

いつだって ....
眠りについたきみのそばを
顔も名前もないものが通り過ぎる
祝福のように

ほしかったのは
花でも香料でも焔でも雷鳴でもなく
星をちりばめた苦悩のようなもの

「悲しみを盛る器」
いの ....
和泉 輪さんのみつべえさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ついに血と樹液をかえて- みつべえ自由詩404-4-12
眠りについたきみのそばを- みつべえ自由詩404-4-6

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