すべてのおすすめ
描きかけた まるい絵を
仕上げた事はなかった
曖昧な空に 風船を放つ
重さなどは いらない


この世界のたくさんの声が漏れて
帰り道、溶けそうな歌声に酔う
わたしはわずかに軽い

 ....
長い長い、ゆめが落下して
重さを忘れたわたしは、大きな幹の鼓動を聴いている
その音と音のリズムが春の速度と似ていて
甘い甘い、きみも落下する
そこらじゅうに溢れているのは、
多分、今年の
 ....
きみが帰ってこないあの日から
砂時計の砂はさかさまにこぼれて、こぼれて、
しだいに、ちいさな子供になってしまう、夜
遠くで、つぶやくきみの言葉が、わたしの名前だといい


そんなふうにして ....
舞う、

それは、かすかに穏やかで
重力と風をさらう

そして、アスファルトへと帰るまで
溶けては消え、溶けては、


あたりは、
そうそうと時をつなげている、師走
風を分けて走 ....
林檎の艶は 
きみに似ている

口を酸っぱく言われても
じゃれて、もつれた笑顔が
子猫の甘噛みのように
僕を誘うから

僕をどうか響かせて下さい。
そのしなやかな、指先で、

き ....
いのせんとさんの さくらさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
帰り道- さくら自由詩23*09-5-20
ゆめ_〜桃色の朝〜- さくら自由詩21*09-3-17
いくつもの、夜を越えて- さくら自由詩29*09-2-24
雪のはじまり- さくら自由詩17*08-12-13
その、しなやかな- さくら自由詩9*08-12-9

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する