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川面に漂う
名残の桜の
花びらめがけて
一粒の雨の旅は
小さな
波紋を残して
終わる
旅が終わるとき
一粒の雨は
何を見たのか
何も言わなかった
ただ 最後の光景は
波紋の ....
夜の雨に濡れて
八重桜の花びらの
細いながれが
夜を
夢のように
匂い
艶めかせる
雨音だけの
柔らかな夜を
低く
漂う
花びらの春を
雨に濡れて
見送る
蝶澤さんのフクスケさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
波紋
-
フクスケ
自由詩
3
09-5-8
夜の体温
-
フクスケ
自由詩
2
09-4-21
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