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{引用=つかめない キミの正体 月と知り 浅い夢に まどろむ夕暮れ
....
猫がのびをするように
舌を出して
髪を風に翳して
眠るうちに
世界の大半が嘘に染まって
太陽さえもイミテーションになってしまう
午後に於ける
2時00分と云うものは
ひときわ ....
里に寄せる
風向きの奏ず
羽二重と蕾む
鬱金香の艶やかに
絹擦れの音、軽く
君、聴こゆるか
しめつける
しめつける
ああ
なにがやさしさで
なにに堪えられなく
なってるの
憎む おもいやる
痛いよ もう
ああ
涙がどくどく
出てきた
ぼこぼこした
つぎはぎのコンクリートの歩道で
まっ ....