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密売人から買った野良月に嚼まれた傷口からはひかりが、

躯がひかりで満たされてゆく。
おれの中であの月が満ちてゆく。



血管も骨も細胞も脳も眼球も、
 ....
お空がこおると氷が降るの。
さみしくさむいの。
お星に還るの。

傘を広げて、
「こーるさいん。」
こおったお空には届かない。





こごえるの。
 ....
もう、
くもくもくもくもくもー雲ばっかり!。
お空なんて裏返しちゃえ!!。

お空をくりりん!。
お星さまが恥ずかしそうにお尻を魅せています。




やー ....
一片のことばに、
色がなくても、
それでいい。

一編の詩として、
彼らが息づいていれば、
それでいい。

どんなに醜い、
汚物であっても、
それで ....
夜ごと歩く月を追い、
旅に出る。
月は夜ごと、
誰かに囓られている。


夜ごと歩く月を追う旅は、
太陽の下を歩く。
容赦なく照りつける、
我が儘な太 ....
ぼくたちは生きている。
これまでもこれからも、
そして今もぼくたちは生きている。


世界にはぼくたちがいる。
たくさんのぼくたちがいる。

たくさんの ....
痛みで目が覚めた。
耳が痛い。
耳の中が痛くて、
くしゃくしゃ音がする。
指を突っ込んで掻き出すと、
耳から蟻がこぼれ落ちた。

まだ音がする。
さらに ....
ゅぽ。
ぽぎぎほぎぎ、
はぎぎぃいげげぽここ、
ぉぱぱちゃぱぱぱ、
ほぎゅ。
ぅゆゆゆゆんゆんゆん。
んゆぅんゆぅうちゅーぅゆ。
んちゅうちゅうーゅ。
 ....
この向こうに、
きみへの窓があると、
そう信じていた夏。

返ってくるはずのない、
手紙を書き続けていた。











 ....
わたしの余白には言葉を埋めないで、
どうかそのままにしておいて下さい。
あなたが埋める言葉はとても想いので、
ふたりはいつも沈んでしまいます。

句読点のない ....
緩やかに影を退く。
垂直に流れ落ちる彼は、
嫉妬深く、
それを許さない。

磔にする。
彼は強く抱き締め、
絶え間なく貫き、
すべてを磔にする。

 ....
封を切った宇宙からは、
懐かしい薫りがしました。

お久しぶりです。
と、
挨拶をして、
あなたを二匙。

ゆっくり沸かし、
ふんわり注ぎます。

 ....
わたしは眠ります。

目を閉じ、
膝を抱えて、
冷たい液体に浸され、
ふゆる堕ちて、

目を見開き、
網膜に最後の瞬間を焼き付け、
固い地面に叩き付け ....
わたしがうまれた宇宙は、
とても深いところにありました。

そこは何もかもが、
ゆっくり動いていて、
まるで止まっているような、
時がながれていました。
 ....
濡れた月は、
この上ない美味である。
薄く雲のかかった、
十六夜月の、
あの豊穣さといったら、
想い出しただけで、
灰色の大脳が蕩けてしまう。

満月の ....
ぐるぐる太陽の下、
ぼくたちは生まれて、
食べて寝て起きて、
また食べて、
生きて、
いる。

まいにちまいにち、
いつもまいにち。
食べて寝て起きて ....
ボウフラは夢を見る、
希望の果ての、
水溜を。

カゲロウは旅立つ、
蜃気楼の彼方の、
空を求めて。


カタツムリは、
無理をする。
せっかちなん ....
かくしたの。

たまごかくして、
おいたの。


とんがり帽子に、
かくしたの。

帽子の中には、
にわとりさんがいて、
たまご暖めて、
いるの。 ....
亜光速で移動する阿藤快。

刀を振りかざし、
阿藤を追いかけるは、
阿刀田高。
その速度は、
もはや光速を超え、
時を遡り阿字本不生。

逃亡の果てに、 ....
ほど近い、
雨音の届く、
屋根裏部屋で、
眠りは紡がれる。












            了。
ねむのきとんとん、
とびらのむこう。

こだまのひびく、
あのむこう。

さやささやく、
えだのおと。

よんでいるのは、
きみのこえ。

とんと ....
果実はひとつ、
熟り続ける。
きみが折れる、
その時まで。












           了。
こけこっこーで、
お目覚めっぽ。
お天気晴れたら、
お散歩っぽ。

窓の向こうを、
ちょっこり覗けば、
お外はとっても、
ご機嫌っぽ。

おべんとおむ ....
闘え洗濯機!。

三時のおやつはケンタッキー。
おさるの籠屋はモンキッキー。
カラスが泣いたらウッキッキー。
カツラがずれたらウッシッシー。

羽ばたけ蠅叩飢。
 ....
のりしろを見つけました。

観察しても、
どちらがのりで、
どちらがしろなのか、
わかりませんでしたが。

とりあえず。
貼り合わせてみましょう。

のり( ....
日に夜をついで、
月の影をかいくぐり。

地平の弦の彼方、
鬼は羽ばたく。
惚れるひとつ。
溺れるふたつ。

ここにひとつ影。
ふたつ追憶に溺れる。

果てる波みっつ。
朝晴レ昼晴レのち曇ル。
晴レレのル?。






ほーら。
カミナリさんだよ。
いちにの、
さんだぁーあ。


「むぅぅぅーん。」
あらあなた、 ....
未来に向かい、
書き残しておこう。

わたしが、
まだ。

音楽に対し、
純粋な今のうちに。

やがて時が経てば、
忘れてしまう。

こんな感情など。
 ....
あほほほ、ほぃ。ウほほの国から参ります。




へいへいほー。分かっちゃいるけど、へいへいロゥ。


はらほろり。ひれはりるれロ。ほろほろル。


くに ....
ふるるさんのPULL.さんおすすめリスト(90)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_狂月病。_」- PULL.短歌4*07-2-2
【短歌祭】「_さみしくさむいの。_」- PULL.短歌9*06-12-16
「_お尻とお空とお星さまって、たっこ。_」- PULL.短歌8*06-12-16
「_わたしの詩。_」- PULL.自由詩19*06-11-15
「_月宴。_」- PULL.自由詩7*06-11-13
「_ぼくたちは日曜日。_」- PULL.自由詩14*06-9-3
「_りありぃ。_」- PULL.自由詩5*06-8-29
「_壊私音。_」- PULL.自由詩4*06-8-25
「_夏影薄命。_」- PULL.自由詩13*06-8-22
「_余白。_」- PULL.自由詩18*06-8-22
「_亡命。_」- PULL.自由詩13*06-8-7
「_紅茶神の微睡む、_」- PULL.自由詩22*06-8-3
「_わたしは眠ります。_」- PULL.自由詩11*06-8-2
「_こすもふぃりあ。_」- PULL.自由詩18*06-8-1
「_ひとくちの月。ふたくちの夜。_」- PULL.自由詩21*06-7-30
「_ナパパホパパ・ヘパ・ウパパヤ。_」- PULL.自由詩12*06-6-14
「_あめ。とも。だち。_」- PULL.自由詩10*06-5-19
「_みつけ、て。_」- PULL.自由詩15*06-4-15
「_ああ嗚呼。_」- PULL.自由詩12*06-4-13
「_雨眠。_」- PULL.自由詩11*06-4-12
「_ねむのゆめ。_」- PULL.自由詩13*06-3-6
「_金曜日の果実。_」- PULL.自由詩7*06-3-3
「_っぽ。_」- PULL.自由詩19*06-3-2
「_闘え洗濯機!。_」- PULL.自由詩8+*06-2-23
「_のりしろ。_」- PULL.自由詩10*06-2-5
「_夜躍。_」- PULL.自由詩6*06-1-31
「_ひとつふたつ。_」- PULL.自由詩13*06-1-30
「_阿呆句。_-_阿レレのホ。_-_」- PULL.俳句1*06-1-20
「_みゅーじっく・らいふ。_-_その、いち。_-_」- PULL.散文(批評 ...17*06-1-19
「_阿呆句。_-_阿呆囈。_-_」- PULL.俳句3*06-1-16

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