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ヘッドフォンからクラゲが出てきた
きちんと右と左から
透き通るその姿は美しかった
片方が大きくなると
一方が小さくなったり
それぞれ浮いたり沈んだり
その度にひらひらと舞う姿は
まさにハ ....
風が吹き
風がやみ
繰り返す風に
時あり

雨が降り
雨がやみ
繰り返す雨に
涙あり

雲ができ
雲が消え
繰り返す雲に
希望あり

人が生まれ
人が死に
繰り返す{ ....
コンクリートのかけらを見ていたら
子どもの頃を思い出しました
川で拾った石を交換した友だちの
重みが伝わりました
輝いた面影を
頭の中で追いかけました

自転車を見ていたら
青春時代を ....
心の中にある草原に
乾いた強い風が吹いているので
雨を降らせてみました
大きな虹が架かかりました

心の中にある森に
細くて尖った枝が軋んでいるので
葉を茂らせました
多くの鳥がさえず ....
冷たい朝が始まる
身が引き締まる
同時に
心も引き締まる
北の窓がかたい
冬の朝にふさわしい

のどかな昼が始まる
身が緩んでゆく
同時に
心も緩んでゆく
南の窓が優しい
冬の ....
不思議だった
いつものオリオン座が
いつもよりも綺麗だった
寒い夜だというのに
しばらくの間
その輝きを見つめていた

不思議だった
いつもの霜柱が
いつもよりも美しかった
冷たい ....
今日生きれてよかったと
思える日が一日でもあれば
一週間は生きてゆこうと思える

今週生きててよかったと
思える週が一週間でもあれば
一ヶ月は生きてゆこうと思える

そう思えるのはわず ....
焼きいも食べたい
だって寒いから

焼きいも食べたい
だって手がかじかんでいるから

焼きいも食べたい
だって体の芯まで冷えてしまっているから

焼きいも食べたい
だって北風が正面 ....
頻繁にこうなんです。 寒くなってきたので
言葉のタンスから
言葉のコートを取り出しました

一年ぶりに着る言葉のコート
冷たい北風も
これを着ていれば凍える心配もありません

どこか出かけてみよう
どうせ ....
誰も通らない道端の
枯れ葉が揺れるその場所は
風が自由に向きを変え
空へと戻る交差点

風と風とが巡り会い
互いの全てを確かめて
冷たい空気に温もり添えて

どこからともなく寒いねと ....
今日は晴れたので
畑の土に足を踏み入れてみました
乾いた土が靴の中に入って
ついには裸足で歩きました

今日は晴れたので
あいさつがいつもよりも
大きな声でした
返事も大きな声で
つ ....
のんびりとした生活し過ぎですね… 君はもう見たのかい?
翼をもった
銀色の馬が
空を翔けてゆくのを
冬はこうして
やってくるのを

君はもう聴いたのかい?
いななくたびに
冷たい風が
地上に吹くことを
冬はこうし ....
いつも一人で帰った通学路
部活でレギュラーにはなれなかったけれど
この道ではスーパープレイの連続で
この時ぼくはヒーローだった

いつも一人で帰った通学路
テストは平均点より少し下だったけ ....
こんなことまで詩にしてみました ちょっぴり悲しい思い出です 通りゆく
たわわな枝の柿の実は
豊かな秋と心実らす

歩みゆく
連なる虫の声を聞く
奏でる秋と心響かす

鳥が舞い
遠い空へと消えてゆく
秋の広さに心飛び立つ

木の葉揺れ
 ....
4コマポエムを作ってみました
斬新すぎたかなぁ…
雨の日の冷蔵庫は
扉を開けるのが
いつもよりもどこか重たくて
暑い日よりも
その冷たい空気が肌に伝わる

建物の中の
頑丈なまでのその箱は
激しく雨が降ろうとも
そのリズムを変えるこ ....
今は昔、をとこありけり。
片田舎に住みければ、いとあやしき箱にて文を交じらふ。
箱の中に、あまた集ふ詩歌の会ありて、よき歌には人々
より数を賜る。
思ひ起こして歌をばと箱の中に投げ打つも賜ず、 ....
雨が降っていたので
花を買わずに
帰ってきました
色が鮮やかだったことだけ
覚えています

雨が降っていたので
コンビニのお弁当を
食べました
ラップを取るときだけ
なぜかわくわく ....
その山はあまりにも高すぎて
今の自分では
登ってゆけそうにない

でも登ってゆかなければ
今の自分は今のまま
狭い世界しか見えない

山のふもとから
山の高さに文句を言っても
その ....
ここ最近夕方になると
白い雲は赤シャツを着て
どこかへと出かけてゆく

トンボが追いかけてみたけれど
地平線までが限界だった

彼はどこへ行くのだろう

お洒落な自分を
誰かに見せ ....
人が創る地獄絵は
恐怖と醜さが鮮明で
人が想う天国は
幸福と美しさが不透明

人の批判は瞬時に知れ渡り
功績はすぐに消えてゆく

否定することはたやすい
ひとたび否定の沼に溺れれば
 ....
正しい生き方
というものがあるのなら
それは果たしてどんなものだろう

正しい生き方は
少なくとも規則正しい生き方では
ないようだ

無駄があってこそ
その人はその人になれるのだから ....
未来は雷雨とともに降ってきた
次から次へと
激しく地上に落ちてくる未来

あるものは大地に地響きを唸らせ
あるものは風に吹かれ
ゆらゆらと漂いながら
音もなく落ち
誰にも気づかれないま ....
朝から風鈴が鳴るも
どこか寂しげなその音は
いつもよりも小さく
張りがなく聞こえる

昼にはセミも鳴くも
何か物足りないその声は
いつもよりも遠く
弱ったように感じる

夕方のテレ ....
誰のためにでもなく
ひたむきに
がんばる人がいる限り
自分もがんばれる限り
がんばれると思う

結果が大事というけれど
結果にならない結果だって
大事なんだということを
がんばる人は ....
地下につくられた大きく広い駅
地上に出るまでの小さく細い通路
急ぎ足ではないと
後ろとぶつかってしまう

機械から出される熱い風を
暑いと錯覚する
めまぐるしくファッションと経済が
身 ....
ふるるさんのぽえむ君さんおすすめリスト(111)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クラゲ- ぽえむ君自由詩24*07-2-19
繰り返す全てに心あり- ぽえむ君自由詩6*07-2-2
思い出の中の面影は- ぽえむ君自由詩13*07-1-26
心の中にいる自分に- ぽえむ君自由詩16*07-1-9
ふさわしい冬- ぽえむ君自由詩10*06-12-19
不思議だった- ぽえむ君自由詩17*06-12-18
悲しみは明日には持ち越さない- ぽえむ君自由詩13*06-12-4
焼きいも食べたい- ぽえむ君自由詩9*06-11-30
4コマポエム(No.10)- ぽえむ君携帯写真+ ...7*06-11-24
言葉のコート- ぽえむ君自由詩15*06-11-22
風の交差点- ぽえむ君自由詩17*06-11-20
今日は晴れたので- ぽえむ君自由詩10*06-11-13
4コマポエム(No.9)- ぽえむ君携帯写真+ ...8*06-11-12
君はもう見たのかい?- ぽえむ君自由詩15*06-11-8
いつも一人で帰った通学路- ぽえむ君自由詩12*06-10-26
4コマポエム(No.6)- ぽえむ君携帯写真+ ...8*06-10-18
4コマポエム(No.3)- ぽえむ君携帯写真+ ...12*06-10-13
歌は詩となり詩は歌となる- ぽえむ君自由詩10*06-10-11
4コマポエム(No.1)- ぽえむ君携帯写真+ ...17*06-10-8
雨の日の冷蔵庫- ぽえむ君自由詩8*06-10-6
古典詩ほうらむ(初段)- ぽえむ君未詩・独白16*06-10-1
雨が降っていたので- ぽえむ君自由詩17*06-9-27
その山はあまりにも高い山だから- ぽえむ君自由詩6*06-9-5
赤シャツを着た白い雲- ぽえむ君自由詩12*06-9-2
否定の沼- ぽえむ君自由詩13*06-8-23
生き方に迷う- ぽえむ君自由詩6*06-8-22
空から未来が降ってくる- ぽえむ君自由詩17*06-8-22
次の季節へ- ぽえむ君自由詩14*06-8-21
がんばる人がいる限り- ぽえむ君自由詩9*06-8-19
孤独な都会- ぽえむ君自由詩13*06-8-17

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