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朝が来るたびに遠ざかって
後ずさりしていく、記憶の束を
水平線を越えてくる、光の波に
さらわれないように
抱き寄せる
さよなら、
さよなら、



特別なことなんて、なにもない
 ....
いくつもの読点で、あなたを区切って
体内へと運ぶ


元のカタチを、思いだすこともできないくらいに
細切れに、咀嚼していく
小指の爪から、過日の砂が落ちて
潮の匂いがした


 ....
こゆりさんの望月 ゆきさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
グッバイベイビー- 望月 ゆ ...自由詩7*08-4-22
カニバリズム- 望月 ゆ ...自由詩43*08-3-22

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