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 その建築はどこか役所のような正義風を吹かしている。それでいながらその建築は、人が、その全体を意識の最も深い谷にまでひっかけ、その細部を感情の織りなす水にからめとるとき、その均衡と博愛とを顕わにし、聡 .... ふもとに自転車を止める
自転車ももはや山の木のように生えている
僕は山の記憶の泡に洗われ始める
かつてこの場所も辺境だったのだろう
山は人とは無関係な体系を
今も変わらず維持している

 ....


昔、ひとりの修行僧がいた。彼は、心が完全に澄み、あらゆる悩みや欲望が彼を通過していき、何物にも動かされない境地を目指した。物事に動かされないようにと、彼はどんどん重くなっていった。瞑想や思索 ....


緩やかに回転するふるさとに登ると、木々のさえずりの重さを髪が貫く回数に敏感になる。僕はふるさとの証拠だ。ふるさとは論理的に父と母を演繹する。ふるさとの境界面には無数の弾痕があり、ふるさとを動 ....
■音楽は侵す

 フランクの交響曲ニ短調を聴いていて感じたのだが、音楽はどうやら聴き手の心や体(あるいは心と体が未分化のまま融合しているもの)を侵すようである。

 特に弦楽器は私を削り取っ ....
あすくれかおすさんの葉leafさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
音楽の定義- 葉leaf自由詩510-2-4
故郷の山- 葉leaf自由詩509-6-30
神話- 葉leaf自由詩1208-10-26
探索- 葉leaf自由詩808-7-29
批評祭参加作品■クラシック音楽についての印象- 葉leaf散文(批評 ...3*08-1-27

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