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詩人のなかでは詩才が最も少ない
私の偽らざる感想・・・

輝くような比喩を織り込む人
文体が詩人の生きざまを語る人
自らの主張を説得力豊かに書き綴る人

このサイトの詩人の方々の作品は
 ....
深い 森の青 遠い山々
押し寄せる 驟雨の匂い
夏が海を抱いて

また再び
貴方と恋に落ちるのか

自己憐憫
自己嫌悪
隣り合わせの理想国・・・燃えて・・・
語りつくせぬ思いを
 ....
心地よい大気に
二酸化炭素の灰は
静かに降り積もり

街路樹がしめやかに光合成を始めて

朝の街は足早に行き交う ひと ひと
流れる河の勢いが増す

何も語らずに
そこに建つ ビル ....
伏臥の悦楽がやってきて

無音の法悦に浸りながら

大気の肌に触れたなら


読みかけの「ジャンクリストフ」
どんな偉大さでも、偉大なものはすべてりっぱである。
苦悩もその頂点に達す ....
ニュースも見ない
気晴らしのバラエティーなどもってのほか
パソのスイッチは錆ついて

空を ほらこのとおり見上げて
小鳥の声が存在感を増し
たまの音楽はクラッシック
ベトーベンにフォーレ ....
湿り気のある空気が押しつけて

暗い灰色の空から落ちてくる
細い糸のような雨
歩道にあたり
無残に砕けて

この大地を黒く潤す
雨の残骸が田畑で生きて

静かな雨脚に日本の雨季はし ....
ベランダに鉢植え
やわらかな大気がゆっくり空に侍りつつ
曇天は寝息を立てて
温浴の風 静かに降りて

ビルディングの静かな午後が始まる

鳥のさえずりが空間を示して
立ち木の常緑は静か ....
小鳥が木々の間でさえずる
東からの陽光は力いっぱいカーテンを押し
木と木の間の陽だまりの陰
微弱な風に誘われ 揺れた

飛翔の者
その素早い軌跡をガラス戸に焼きつけ
さえずりは空に昇り  ....
その幹線道路を折れて
閑静な住宅街へ入る

丘へ向かって
ダラダラと伸びる坂道を登る

要塞のようなマンション群
東京を見晴らせる 丘

複雑な構造のマンションは
ト・ウ・キ・ョ・ ....
私の指が透けて通るほど

大気は爽やかに留める

木々と眼球の間
透ける空気に樹木は裸になり
沈黙の呼吸を続けて 地球は浄化され
透明な気体が絞り出されて 私は深呼吸する

透き抜け ....
暗闇が押し寄せて

冷たい驟雨は街を灰色に染めた

ミッドナイトを巡る 静かな宵

闇 深く 真実の時は流れ始めている
嘘をついたような蛍光灯の下で

折口信夫  読み止さしのページ ....
まともな感覚
正しい事は正しい
悪は悪と言い切り 思い切る

感覚が狂わされ
魂がギタギタに切り裂かれている

善良な魂 保つ者よ

テレビを静かに 消せ

音に飢えたら ベート ....
木々の緑を揺らし洗う

風の音たちが
私を遠い所へ連れ去ってゆく

ざわめきの葉葉に清純な雨が伝う

そう暴風雨は埃にまみれた
この都市を透明に塗り替えて
明日の蘇生を約束してくれる ....
芸術の巨大な 第一波

自己表現は為される( 成就! ?

白く塗り込められた キャンバス
書き留められた 文字
録音で魂が吹き込まれ
レンズが骨まで映し出す

芸術は自然を 追尾し ....
自ずから成る
耕作の係数に支配された土

この土地に極楽鳥は野営し
その雫で濡れた重たい巣をいとなみ

静かに沈んでゆく ぬくもり

作物を繰り返し保っている
土力の茶色に緑は 
 ....
はら   ほろ り

はらり  ほろり

宵闇を淡い 焔で燃やす
桜花 澄む

幽玄 現前と古木から湧き立ち

しとやかな肌 剥がれるように

はら  ほろり はらり ほろり   ....
西日 茜さんのアハウさんおすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩人として_あるいは慈悲- アハウ自由詩5+*08-7-11
また_再び・・・- アハウ自由詩508-7-9
おやすみ!・・・ビルディング・・・- アハウ自由詩408-7-1
読書の姿勢- アハウ自由詩6*08-6-28
試みられた生- アハウ自由詩7*08-6-27
日本の雨季- アハウ自由詩5*08-6-22
温浴- アハウ自由詩7*08-6-7
小鳥- アハウ自由詩308-6-1
トウキョウハンマー- アハウ自由詩308-5-26
五月の風- アハウ自由詩508-5-21
帝都の驟雨- アハウ自由詩5*08-5-17
縫合する- アハウ自由詩8*08-4-21
暴風雨- アハウ自由詩15*08-4-18
人間をめざす- アハウ自由詩608-4-13
砂糖キビ畑にて- アハウ自由詩8*08-4-12
はら__ほろ__ひらり__ほろり_- アハウ自由詩5*08-4-5

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