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人生は夕暮れを迎えようとしている
午後のお茶の時間は
終わったのだ
陽が沈みゆくのを
ただ見送る
うわのそらに陽が沈む
わたしはわたしを
解らぬまま
ふわふわ
夕暮れを歩く
自分の影が勇ましく見えた
バットを担いだ小学生が
いざ試合!いざ行かん!
と言っているようで
ちょっとワクワクした
実際に担いでいるのは
ただの白ネギで
ただのエコバッグで
わたしはただの
買い物 ....
ゆるく
マーブルを描きながら
溶ける記憶
その中に
きみは居たか
いま
溶けた
その中に。
からっぽの
ことば。
からっぽの
わたし。
消えてしまいたい
けれど
もう少 ....