すべてのおすすめ
ギタレレをオープンチューニングにしてやった
そしてじゃんじゃか
かき鳴らして
ボガンボスとかとともに
踊り狂った
狂った夏
がもうすぐ来る
俺は会社に電話をかけて
もう仕事には行きまし ....
     初恋。思い出と呼ぶにはあまりに拙い後悔



ぼくは確かに恋をしていた
あの頃
あの頃
あの頃
この胸の裡に何度呟いても消えないこの想い
ぼくは男の子で
彼女は女の ....
     詩を書いてゆこう



俺は詩を書いてゆこうと思うよ
なぜ
何のために
何を目指して
詩を書いてゆくのか
なんて、そんなこと
知らない
毎晩、缶ビールを飲むのと
同じ ....
     酒の呑み方を考える



田んぼに水が
入ったんだかどうなんだか
蛙の合唱を子守唄がわりに
うとうととしつつ我が生涯をなんとはなしに振り返り
いつの頃からか
我が人生 ....
     いくところがない



ぼくには、いく
ところがない
いるところもない
いたいところもない
だけど生きている
今日も生きている

ぼくの言葉がそんなにうるさいの ....
     バーベキューハウス



アイスティーに入れるための酒を注文したよ
だけどタンは牛タンだなんて言うなよな
俺はひたすらにニンニクをおろして
海の塩と山の塩を使い分ける季節 ....
    メキシカン



俺の街には
メキシカンがない
もしもメキシカンさえありゃ
こんな夜は…

どこにもかしこにも
イタリアン
だけどメキシカンは
この街にはない
 ....
     タイカリー



小さな店の
タイカリー
わたしは、きっと
恋をしていた

その店の二階の窓からは
狭い通りを見渡せた
わたしはなんのかのと口実をつけて
デー ....
     貸金庫



   ああ
   いまひとつ
   勇気が足りない
   しかしやってみるしかないのだ
   無理矢理にでも
   自己に課してみなければ


 ....
   春の海鼠



ああ、そうさ
まったくもって
やりきれないことだよ
だからと言ってこれもひとつの現実だよ
窓の外には恵みの雨がざあざあと降って春の空を洗っているよ
行き場 ....
     蕎麦屋の蕎麦はそれでも君を待っている



君がこの
罪の巷を見放して久しく
夢のまた夢のまた夢のまた
そのまた向こうの向丘遊園地に観覧車
そのクランクであんなにも素敵 ....
え?
キムチ?
キムチがどうしたってえんだよ
何?
キムチにまつわるいい話?
そんなもんねえよ
そんなもんあるわけねえじゃねえかよ
キムチなんてもんは、なあ
それにまつわるいい話なんて ....
がなりたてる
ファズでも聴くか
毒の華
     ひまわり


ひまわりが
こんなにたくさんのひまわりが
ひまわりの花たちが
ぼくを見ている
ひまわりは
いい
何も言わずに
ぼくを見ている
もしもおいらが昆虫だったら
田に畑
鋤やら鍬の
一振り二振り
掻い潜って生きるのさ
都会の鼠の
腐肉やなんぞに集っちゃいないで
芳ばしい、この
土のうえ
一振り二振り
掻い潜って生 ....
酒、呑んで
詩を書いて
恋をして
見えなくなって
また見えて
傷つけて
傷ついて
泣いて
泣きやんで
目がさめて
……何ひとつ変わっちゃいない
昔のやり方、そのまんま
俺はバカ ....
こんなふうに暑い日が続くと
思い出すことがあるんだ
外には夏の光が溢れて
田圃の青も
入道雲の白も
痛いくらいにくっきりと鮮やかに立ち上がる季節に
俺はただ
泳ぎたいだけだったのかもしれ ....
     仏陀に教えを説く


「そらそうだよ
あんちゃん
そんなことやったってなんにもなりゃしないさ
腹が減るだけよ
腹が減って、な
そのうち痛くなってくるんだよな
腹が、な
も ....
眠れない夜を眠れば
朝もくる
おまえらも
口惜しかったら
カブトムシ喰ってみろ
この宇宙は
矛盾によって成り立っている
成り立っているばかりでなくて
矛盾そのものである
と、聞くと
君はどう思うだろうね
とても理不尽な何かをその胸に
突っ込まれたような気持ちにでもな ....
鰻屋で
独りこつこつ
酒を酌み
昼間のデート
行ったが最後
夜のお酒
女子高生
二人乗りして
ふらふらと
パリス、巴里
今朝を生まれて
ゆでたまご
働けど
「けど」「でも」ほどの
夢もなく
ジャズ時雨
マウント・フジにも
日の染みて
かどかどの
アボカドひとつ
テキーラ二杯
げこげこげこ
かえる時間の畦道で
Go!
Hitch!
Go!
名古屋で降りて
ラブホテル
m.qyiさんのふくだわらまんじゅうろうさんおすすめリスト(78)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オープンチューニング- ふくだわ ...自由詩309-7-3
初恋。思い出と呼ぶにはあまりに拙い後悔- ふくだわ ...自由詩109-6-28
詩を書いてゆこう- ふくだわ ...自由詩209-6-17
酒の呑み方を考える- ふくだわ ...自由詩309-6-15
いくところがない- ふくだわ ...自由詩109-5-15
バーベキューハウス- ふくだわ ...自由詩109-5-4
メキシカン- ふくだわ ...自由詩209-4-18
タイカリー- ふくだわ ...自由詩309-4-8
貸金庫- ふくだわ ...自由詩109-4-8
春の海鼠- ふくだわ ...自由詩109-4-4
蕎麦屋の蕎麦はそれでも君を待っている- ふくだわ ...自由詩509-4-4
四畳半キムチ- ふくだわ ...自由詩309-3-28
オンザロック&ジャズ- ふくだわ ...俳句309-3-15
ひまわり- ふくだわ ...自由詩209-3-4
もしもおいらが昆虫だったら- ふくだわ ...自由詩309-1-31
月面- ふくだわ ...自由詩209-1-31
夜のプールサイドで君は- ふくだわ ...自由詩307-8-15
仏陀に教えを説く- ふくだわ ...自由詩107-2-4
不眠- ふくだわ ...俳句106-10-19
アチェ族賛- ふくだわ ...俳句106-10-19
矛盾- ふくだわ ...自由詩206-10-10
鰻屋で- ふくだわ ...俳句106-9-30
デート- ふくだわ ...俳句106-9-29
ふたリノリ- ふくだわ ...俳句106-9-29
悶巴里- ふくだわ ...俳句106-9-19
手を見ないのか- ふくだわ ...俳句106-8-28
喉が渇くほどジャズが聴きたい- ふくだわ ...俳句306-8-28
アボカド- ふくだわ ...俳句306-7-20
夕暮染闇初夏之下校時間- ふくだわ ...俳句406-6-10
東海道夏之名神曼栗毛- ふくだわ ...俳句506-5-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する