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容赦なく不機嫌であるまなうらにひろがる無数の鶏頭の赤
いちにちを作業療法すると言いビーズ細工にこめるかなしみ
いけないよ爪を噛む癖孤独癖マニュキア塗って待ち合わせしよ
右足をアンクレ ....
半歌仙【山肌】の巻 平成20年10月4日(於:武甲書店)
発句 秋澄むや山肌さらす武甲山 白鴉 三秋
脇 猿の声聴く宵の明月 虚空 仲秋
第 ....
大風が秋の雫を散らすかな
秋の蚊を容赦なく打つ重さかな
横たわる詩人に砂を投げ入れよテロリストのかなしみ知らぬなら
閃光のあとに残りしひとがたが刻まれており道路の上に
欠落を埋めないこと背を伸ばしカクテルグラスごしの詩の文字
血のにじむ指 ....