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ぼくは遠い火になりたかった
ビルのかげや
山のむこうで
ちらちらと
ときおり
消えたみたいに見える
ながくながく燃える遠い火に
....
それは誰かにとどけ忘れた
たとえるなら即効性の
殺意みたいなものによく似て
河原で骨になった
後ろ足が一本欠けた猫の
雨に洗われた眼窩の悲しさによく似て
真夜中にだけ客を探す
....
君はうんざりするような春の幻の中で
僕が捨てた声を拾い上げながらずっと微笑んでいる
揺らぐことのない穏やかさに
敵わない何かを感じて僕はうなだれてしまう
秋 ....
寅午さんのホロウ・シカエルボクさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぼくは遠い火になりたかった
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ホロウ・ ...
自由詩
6*
10-8-18
夏が来ますよ
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ホロウ・ ...
自由詩
4*
10-4-15
だからといってそれが冷めてしまうまでここでこうしているわけに ...
-
ホロウ・ ...
自由詩
6*
10-1-2
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