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僕らは終わりゆく夏の片隅に凭れている
空中に半透明の骨がいくつか漂っている
(時々うっすらと虹色を帯びて見えたりする)
何が朽ちたあとに残った骨なのか などと
僕らはもう考えることもな ....
――青空に白く輝く雲の塔
降りしきる蝉の声
激しい夕立
長い夕映え
潤むような硝子の星々――
見えない額縁に
あざやかに切り取られた
今この時 に
記憶と予感とがふ ....
寅午さんの塔野夏子さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
晩_夏
-
塔野夏子
自由詩
9*
12-8-25
夏の聖域
-
塔野夏子
自由詩
3*
10-7-29
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