生きているから死ぬ事に恐怖を感じる
薄まった毒を吸い続ける感じ
日に日に死に近付いている
自殺しなくても人は死に
殺さなくても他人は死ぬ
まだ生きられる生命を摘み取る殺人
まだ生き ....
夜空を越えて
きらめく星空
箒星が瞬くあいだに
胸の奥に秘められた
小さな鼓動は
紅くかがやきながら
燃えている
Over the
Sentimental Memorial
....
おはようと
大きな声で
産まれたよ
おはようが
空の白から
産まれたよ
おはようの
よからお歌が
生まれたよ
おはようさん
たいようさんさん
うまれたよ
おはよ ....
{引用=ここは 心洗いの『{ルビ洗心屋=せんしんや}』
悩みがあるなら いらっしゃい
空色木目を とんとんとんと ノックして
汚くってすみませんが
....
郵便受けに入っていたのは
営業スマイルの葉書と
ネクタイをきちんと締めた葉書
営業スマイルの葉書を開いてみると
べりっという音を立てて
用のないパンフレットを差し出してきた
次から次へ ....
喧嘩ばかりだけど
泣かされてばかりだけど
私はあなたが大切
悪ぶっても
強がってもダメ
隠れた本心知ってるよ
みっともなくて
気にしすぎで
心配性で
弱虫で
....
さよならと
言ったあの日に
返りたい
もう一度
やり直せるなら
返りたい
好きだった
好きだった夜に
還りたい
今私
ここは何処なの
帰りたい
還りたい
ゼロ ....
両の人差し指でぱたぱた
ニワトリが餌でも突いているようで
思わず吹き出しそうになるけど
なにやら真剣に打ち込んでいる
あなたの横顔
見方によっては男らしいとも言えそうで
古いやつだ ....
駅ビルのミラーに夕陽が泳いでメールが飛び込んだ
都会の炎が抱き合う声を 早足で抜き去った
分解されてく真夏の星じゃ
不安や嫉妬の波から明日を予測してやいないか
楽しいこと
面白いこと ....
今日は僕の誕生日
パーティーの用意をして待つ家族の元へ急ぐ途中
途中で階段を踏み外して後ろから真っ逆さま
ケーキではなくて葬式の蝋燭に灯が燈る
そんな儚い人生
足のツボ押して痛い 痛くてしょうがない
胃が弱ってるみたい
過労かストレスか 反射投影
トラブルが起こってる
とにかく僕は 味付けのりを食べ
喉の渇きを感じながら 君へのメールを打ってい ....
誰にも気付かれない
誰にも触れられない
誰にも話しかけられない
大声で叫んでも
自分の声がただ響くだけ
僕は生きたまま死んだらしい
血のにじむ空をゆびでなぞる
なぞりながらする自慰の必然性で結わかれた髪の毛のリボンがほどけていく
地下鉄の券売機の中に吸い込まれていく札をみている
どこにいくんだろう
あたしはこれに乗っかって ....
太陽が昇らなかった
もう3日目だ
明日は昇るのだろうか
次に死ぬのは誰だろう
何回しても
いくつになっても
慣れることなく
いつも
いつも
恋する気持ちは
初心者で
いつも
いつも
経験が
モノを言わない
それが恋
適当に折られた紙飛行機
美しく空を舞う事もせず
真っ直ぐに地球にに衝突した
派手に形を崩して
オーナーに見捨てられた飛行機は
車の巻き起こす風で舞い上がって
車道に着地した
直後車に ....
天涯孤独だからさ…
それは、あなたの口ぐせ
帰るべき家があって
待っていてくれるひともいる
それなのにどうしてそんなことを言うのだろう
こころの空白を満たそうと
終わりの無い旅 ....
片手くらいの
かわいい顔した手帖があって
女の子のような
詩がたくさん書き連ねていた
僕には
春の風を思わせる旋律が聞こえ
夏の陽気さを感じる水彩画でもあり
ちいさな言葉たちだが
海原 ....
あなたは
初めから
そっと隣で見ていてくれた
あなたの一言に
心満たされ
涙したり
笑ったり
癒しと言う言葉の持つ意味は
きっと
あなたのような方の為に
存在するの ....
『殺される』
鉄パイプで
頭を
背中を
腰を
腕を
力一杯殴られ続ける
全身血だらけアザだらけ
意識が遠のいていく
こんな時に気付く
生きているんだなぁと
意外と人間 ....
僕だけの笑顔
僕だけの顔
僕だけの秘密
僕だけの歌
電話でのやり取り
ささやく話
メールする
ソフト大会出てね!
貧乏揺すりに手を当て
腹出ているとつねる
料理頑張る!
....
何処からがおかしかったのだろう
賭けた博打が良くなかったのか
好きになった女性がおかしかったのか
選んだ就職先を間違えたのか
試験の選択を間違えたのか
選んだ学校を間違えたのか
付き合 ....
ポテトチップポリポリ
チェリーパリパリ
サラミペリペリ
プリンはプルンプルン
スウィーツはパラダイス
ガーリックは931
ミートはヘブン
ジンジャーはガリガリ
ダイエット10k ....
あの頃は
純粋で
汚れもしらず
楽しみも少なかった
でも
だからこそ
透き通っていた
いまさら出会って
あの頃は
すごく君が好きだったんだ
なんて
....
そうなのだ
何も変わっていないのだ
どうしても
この身を許すことができない
なぜこんなにも苦しむのか?
なぜこんなにも迷うのか?
どうあっても
自尊心ばかり高くて
白くて透明なものに憧 ....
思いやり
気配り
信頼関係
打ち明ける
素直に
正直に
即答で
隠さずに
心が通じる
助け合う
美しい
守る
携帯電話から母が出てきて
べつになんでもないんだけどさ、と
なんでもないことをしゃべり始めた
この「なんでもないこと」というのは
父が発明家になってしまって
サラリーマンのほうが都合が良いの ....
頭ガオカシイ
変ナ言葉ガグルグルグルグル
頭ノ中ヲ回ッテイル
「死ネ!!!」
「オ前ナンカ生キテル価値ナシダ」
グルグルグルグル
グルグルグルグル ....
福祉のある国
子供の教育
老人の世話
障害者の支援
食うのに困らず
寝場所がある。
衣服がある
仕事がある。
互いを愛し合い
信頼して助け合う
心を一つにして
心が打ち解 ....
一週間の疲れ
一部の人の評価
人に目立たず
消えてゆく
コツコツと
努力をして
チャリンと
貯金をして
人の下になって仕え
人に幸せの種をまき
見守る
「いいんですよ」と ....
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