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あたまの傷のことや
からだの傷のこと
目のなかのぐるぐるの暗がりのこと
そういうことを口に出すのは
醜くていけない

たたかうこと
負けを肯定すること
生き抜くこと
まぶしい、
と ....
{引用=
いつも考える私は黒い上下の服で
見つめる白い棺の中身に顔がない



たわむれに
両手でそっと抱いた母の
細さに泣きたくて
三歩
あゆめ  ず

たわむれの
 ....
硝子張りの角の席で
ふたつ前の席の男の人の
袖にとまった蝿だけを見詰めている私は
硝子の向こうへ降り続く雨に
「  」、
溶けていきそうです

東京の薄暗い雑踏は
不意に割れ目から流れ ....
今私の頭の上には呆けたような空がある。
長い長い長い年月の間に己がなにものであったかをすっかり置いてきてしまったような様である。

誰もいない公園のベンチに横になる。少し躯をぎゅうと伸ばして ....
べつに足跡とか残してきたつもりもなく
振り返ったところでなんかみえるわけでもなく
きのうの夕御飯のたべかすが
少量、
2時の方向にこぼれているのみだ





そうだよ
よく見て ....
寝てる間に熔けて口いっぱいに溢れた金属のようなチョコレートが嚥下しても嚥下してもしきれない
私の前に横たわる地獄とはそういった種類のものなのです
貴女は私の腹のなかを覗いたのか?クスコーできちんと ....
自宅から追い出されるようにして、予備校の自習室に行く。
テキストとノートを開いて、ノートにテキストを重ねて隠した部分に漫画みたいな目を描く。
いっぱい描く。
目が、というより目を描いてる自分が気 ....
よしおかさくらさんの因子さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぱくぱく- 因子自由詩508-11-19
カヴァー- 因子自由詩9*08-10-20
そと- 因子自由詩3*08-8-25
此方の景色- 因子散文(批評 ...6*08-4-15
裸足の夢をみる- 因子自由詩3*08-4-9
君は信じないかも知れないが、僕はひとりでだってきちんと最期の ...- 因子自由詩3*08-4-1
私より偉い- 因子散文(批評 ...3*08-3-26

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