すべてのおすすめ
あなた の 新緑グリーン
それに新芽
あお あお とした光
虜になってしまい ました
し どろ もどろ で交際を申し込んだ
あなた は うつくしい
たおやかに風に揺れ
花を散らす ....
{引用=ふたりきりでも まだ
さびしいので
ラジオをつけると あなたは
雨音だけで充分だと言った}
愚痴を云わないけれど聞けない
つまらない女ですから
晴れ女でいいねと羨ましが ....
たくさんの人が祝ってくれるので
何かが始まったり
何かが終わったり
してしまうのかと身構えた
わたしは臆病なんだ
何も起こらないようなので拍子抜けだ
新聞紙がいくつも折り重なり
幾度 ....
{引用=気がつくと私は朝食を食べていて
ちょうど大根の葉の炒め物を乗せたごはんをお箸で持ち上げようとしたところだった}
突然ですが
はだしの生活を始めて
そろそろ3年になります
コン ....
夫の着ていたワイシャツの
袖口や襟元の生地が擦れてしまい
これで会社に行ってはいけないと
わたしが云い
名残惜しそうに夫はそれを差し出した
紺地に白チェックのワイシャツは
今日から ....
ぼくたちはいつだって三人でいた
キミがみつばちを捕まえてほしいと
目の動きだけで云った時も
そうするしかなかった
キミはあいつのもので
ボクははちに刺されることでしか
キミに見つめられ ....
喉の辺りがひきつれる
この道でいいのかと
訳も意味もない問いで
つっかえている
あてどもなく歩いて
歩いて
歩き疲れて
休み時間は終わってしまう
薄暗くひんやりとした壁 ....
細く高い塀に上って
そっと歩いたり
横に湾曲した
狭いトンネルに入って
潜り抜けたりしたから
きっと猫だったのだろうぼくは
君からの手紙を読みながら
ハートのしるしを頼りに ....
きみが本気になったりしたら
わずかな時も持ち堪えられずに
やっつけられてしまうに決まっている
恐れを感じるなんて初めてのことだ
黙っていよう
きみに才能があることなんか
きみは ....
冬の霧雨というのはほんとうに冷たい
黒く澄んだ闇を
次から
次から
落ちてくる細い線
デパートの屋上から
湯気が立ち昇っている
風に流されるまま
右へ行ったり
左へ ....
ちょうど二秒の
時が止まった
あなたを見つめて時が止まった
階段を昇って
やがて見える窓からの朝日を背に
立っていたあなた
なんでもないように
挨拶をするのが
とても難しくて
とても ....
水の
集まって凍る音がして
画面が白くなった
ローマ字打ちもします
聞かれないことから話す
いつものやり方
あなたと話していると
楽しいのはなぜだろう
暖かく日の差し込む
気配 ....
夏野雨さんのよしおかさくらさんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
新緑グリーン
-
よしおか ...
自由詩
3*
08-8-24
雨
-
よしおか ...
自由詩
21+*
08-5-20
伊達めがね
-
よしおか ...
自由詩
3*
08-5-16
西洋甘菜
-
よしおか ...
自由詩
6*
08-4-18
ワイシャツ
-
よしおか ...
自由詩
13*
08-4-2
ぬいぐるみと積み木と太鼓
-
よしおか ...
自由詩
5*
08-2-21
行方
-
よしおか ...
自由詩
8*
08-2-15
きっと猫だった
-
よしおか ...
自由詩
1+*
08-2-13
才能
-
よしおか ...
自由詩
2*
08-2-13
冬の霧雨
-
よしおか ...
自由詩
1*
08-2-8
二秒の時
-
よしおか ...
自由詩
2*
07-12-4
カーテンを開けよう
-
よしおか ...
自由詩
3*
07-12-3
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する