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ガード下のひっそり佇む昭和の人


70年代冷戦の仄かな緊張と死


黄泉へ下った冷戦を揺り起こすな
詩は君にやって来るのか調息し
       静かに過ぎる絵 色彩活写


陽光にミルクカップが語りつつ
         あらゆる会話は朝に静寂


青空に空中神殿描くたび
     ....
このように天空の街に風吹いて


光満ち風吹く街のラピュタなり


風強き空と一体地の街は


空の街 地の街 境いこの大空


地の街を吹き抜ける風 空の風


地の街 ....
昼と夜が厳然と在る

昼がある
青の空は抒情を誘い
雲の流れに永遠を見た
陽光の人影の寂しさに
一人 枯野に立ち尽くし
呟きを書き留めている

夜はやって来て
黒い大地が街の灯で煌 ....
思うさま発砲した後 精神の均衡保たれて
          南の島の潮騒など思い出すかも


リーフの風 聞きながら静かに目をつむり
            カイトに乗る一瞬の夢


 ....
太陽が半分の日に日輪・月輪が
        同じ大きさに見えている不思議を思う


半分が昼 半分が闇 この黄昏に惑星
          地球との距離に透ける空


凪いでいる地球 ....
巨大な坩堝 コンビナートの技術者は変容の初端を
              作業着をまとい数値を量る


機能のみの形態コンビナートの夜の影は
           やがて地球変容へと導く一 ....
人間は己を定義し続けて暮れる夕日に
           鮮やかな紫雲たゆたう時刻


身を削っている快楽に日差し強くて
           文芸を織る部屋は昏き衝撃足りて


鮮や ....
世界はやはり謎に満ち満ちて だから問おう
           飲み干す前のコーヒーのように


世界ゲームを この身一つが世間を渡り
        オリキャラの人生の山谷乗り越える

 ....
ぱっと炎 鬼火の骸 灰骨の臭い
         大骸骨となりて政治屋の首絞めたし


塵芥 積もれる都市に驟雨落ち 
       電撃の青 地を清む


土蜘蛛の毛を雨が打ち目が赤 ....
我がふところに すっかり秋めいた 風忍び込み
            夏の課題の読み挿しの本ら高く積まれ


しんみりと空見上げれば秋風の
          立つ神々の衣は雲か


 ....
A−8
ニュークレジーキャッツ はて そは何ぞ
          この地獄の娑婆世界でスマップと呼び///


香取神社に草薙の剣そこへ仲居は女中・・・
       古事記じゃんヶ・・ ....
それは昨日
天空に雷神様がおいでになった

天の太鼓が打たれて
黒雲が湧きたち
夕刻から雲の間を稲光が走りだした

空が大きく大きく息をして
轟音が街 街にとどろいて
夕餉が済み
 ....
遠く 遠く
雲が疾風のように通過する

遠雷の気配がして・・・

靄つく大気を涼しげな
風が過ぎて行った

雨の降っている 匂い
心が遠雷を聞いて
遠くへ憧れると

希望のよう ....
この夜を沈めて
蛍光灯の明かりが漏れる部屋は
心音で満たされて

夜の淵をたどり
深い海の底へ降りて

眠りの宮の前で
今日の夢を乞う

海ほどの
心の深さを
今日の眠りは約束 ....
深い 森の青 遠い山々
押し寄せる 驟雨の匂い
夏が海を抱いて

また再び
貴方と恋に落ちるのか

自己憐憫
自己嫌悪
隣り合わせの理想国・・・燃えて・・・
語りつくせぬ思いを
 ....
そして雨に濡れた
木は影さす

雨の木の影は遠景の都市を覆い尽くし
雫の滴りが大地に潤いを与えていた

雨雲の空
そそり立つ木々には滋潤
幹には伝う雨

影が色濃く大地に降りる
 ....
午前中 やるべき事を済ませたなら・・・
軽い昼食と読み止しの本が本棚から取り出され・・・

午後は街に出る

見慣れた商店街
人通りが心もち多いのか
気候が良い分 空気と肌の触れ合いを楽 ....
青空に白雲の流れ
こうして天空は流動し呼吸をする

空とこの大地が接合する場所
なだらかな斜面に牧草が茂り

遠い過去から 吹き上がる風
そして長い髪が絡み合って
巨大な帆を作り上げ
 ....
この広野の緑
太陽と空

黙ったままでこの手で触れられそうな
あれは黒雲 これは白雲

青空の透明な胸から
まるで物語のように
ナイロン糸で吊るされた 雲の形態

君に確かに語って ....
あなたと過ごす
また夏が巡り来ます

松林の間から
輝きで溢れた
あの海を望み

ほら きらきら輝いて宝石のよう

見つめる海の予感で心がはち切れそう

遠い砂浜には
昼顔が群 ....
明るみが つぶやく
影が出来ていて

潅木に 優しい陽光が
密かに 染み渡って

今日 静かな作業を編む

コスモスを風は包み
清涼な空気は
明るさを溶かし込む
ソーダ水の輝きで ....
空がこんなにも 開けて
甘い曇天が ひっそりと退くと

天空から秋の雲が垣間見え
私は視線もろとも 空へ 飛び込んでいる

空中を滑空する 夢
この秋空のなみなみとした 胸

陽光の ....
りゅうのあくびさんのアハウさんおすすめリスト(23)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
挽かれてゆく昭和- アハウ俳句209-10-19
詩は君にやって来るのか- アハウ短歌309-4-27
ラピュタの風- アハウ俳句3*09-2-21
信じられた昼と夜- アハウ自由詩409-2-8
リーフの風- アハウ短歌208-9-25
太陽が半分- アハウ短歌108-9-23
現代の錬金術- アハウ短歌308-9-8
太陽光- アハウ短歌108-9-3
午後の喫茶- アハウ短歌208-8-27
スコール- アハウ短歌208-8-22
夏の課題- アハウ短歌108-8-20
囚人番号!57757!出ろ!- アハウ短歌308-8-9
雷神=帝釈天=インドラよ!- アハウ自由詩508-7-30
遠雷- アハウ自由詩708-7-29
夜を沈めて- アハウ自由詩7*08-7-19
また_再び・・・- アハウ自由詩508-7-9
雨の木の影- アハウ自由詩5*08-6-29
私は確かに_この地を歩み- アハウ自由詩508-6-25
飛行の夢- アハウ自由詩508-6-18
大きな雲の切れ間から- アハウ自由詩2*08-6-16
夏の押韻- アハウ自由詩8*08-6-13
秋は逝く- アハウ自由詩11*07-10-29
朝に空を見上げて- アハウ自由詩807-10-10

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