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夏の名残を雨が洗うと
淡い鱗を光らせたさかなが
空を流れ
ひと雨ごとに秋を呟く


九月は
今日も透明を守って
焦燥のようだった熱や
乾いた葉脈を
ゆっくりと
冷ましながら潤ませ ....
淡いかなしみの曇り空が
堪えきれずになみだを落とすと
紫陽花は青

束の間のひとり、を惜しむわたしは
思わず傘を閉じ
煙る色合いとひとつになりたい 

街中の喧騒は
雨の糸に遮ら ....
空雪さんの銀猫さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
浜辺のうた、かた- 銀猫自由詩34*07-9-12
青にとける- 銀猫自由詩19*07-7-11

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