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どく、どく、と
森と、甲虫を熱くした樹液の脈拍の
どく、
夏の最後の一拍、
の響き終わったあとの静けさが
そっと割れて、孵る、
リ…、ひとつ、
生まれたての、震える鈴が
震 ....
誰も
さよならを言わない
誰も、何も、言わない





ジ、


ただ
重々しい青へ、空の、青へ
弾け散るように飛び立った蝉の
既にこげ ....
久遠薫子さんのA道化さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水深浴- A道化自由詩707-10-18
滴る耳- A道化自由詩2507-8-22

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