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水の中を
月が通り過ぎていく

 旅人は何処へ行くの



水の中を
夜が通り過ぎていく

 旅人は何処へ行くの



水の底を
風が歩んでいる
 ....
{引用=




あてもない旅の
白い起伏を
さまよって
います


私が蜻蛉だった頃
あなたは



 真夏が大好きなあなたに
 暑いのが嫌いだと言えなくて
   ....
{引用=


                     

さざ波の上の真昼
季節の道を飛ぶ鳥は
大気のつぶやきを浴びながら
虚構の街に舞い降りていく


その日も
 ....
{引用=


  ? 彼



味噌っかすの子でありました

家での安らぎの場所は押入れの暗闇
たいていそこで うつらうつらと

青空と雲
黄昏の風と 夕焼け
を眺めている ....
{引用=
  ? 風



何の拘りの
色調もなく
届けられた
薔薇の蕾

花言葉を探してみるが
ほのかに匂ふのは
五月の風


旅の君の便りからは
いつも金色が
 ....
久遠薫子さんのまどろむ海月さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋の水- まどろむ ...自由詩9*07-10-15
私がトンボだった頃- まどろむ ...自由詩9*07-9-3
紫陽花の面影- まどろむ ...自由詩8*07-6-5
ある親友- まどろむ ...自由詩14*07-5-13
五月の- まどろむ ...自由詩17*07-5-8

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