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いま
あの日、に立っている


右手をのばし
空の高さを測るきみ
手招く左手は
薄の穂の間に
見え隠れして
黄昏の
目で追う背中には
金色の翼があった
喧嘩しても
すぐに忘れ ....
ほどよく冷えた桃の
皮が剥けるのも
待ちきれない様子で
傾いでゆくあなたの
日焼けした首筋

滴る果汁か
それとも
戯れの残り香か
甘い匂いが
鼻腔の奥に絡んで
涙させる理由
 ....
久遠薫子さんのLEOさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
彼方- LEO自由詩19*07-9-26
八月のエピローグ- LEO自由詩16*07-9-11

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